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かんぞうくん、怒られる

会社を辞め、一人で仕事を始めるようになってから「怒られる」機会が少なく
なった。




誰しも怒られるのは嫌なものだが、でもそれが自分にとってプラスになる場合
も多い。

だから怒ってもらえない、というのは不幸な事なのかもしれない。



だからというわけではないが、子どもにガミガミ言う時は、最後に決まって、

「怒られているうちが幸せだと思え。」と付け足している。






そんなわたくしに、今や数少ない、怒ってくれる人は、妻だ。

特に最近、よく怒られています、かんぞうくん。


だからといって「恐妻家」ではなく、むしろ自分では「愛妻家」だと思って
いるけど。(勝手に)






怒られるのはもっぱら家庭内の事、先日は作りかけの食器棚をつかまえて、

「いつになったら扉、付くの?あそこまでやったんだから途中で止めないで
よ」

と。

「そう言っても取っ掛かりがねぇ。なかなか腰があがらない。」と言い逃れ
しようものなら、

「だったら初めからやらないでよ。」

と怒られる。



子どもにちょっかいを出し過ぎては、

「しつこい!!」

と怒られる。



子どもにちょっと長台詞を言いだすと、

「そうやって自分の考えを押し付けないの!」

と怒られる。



新型インフルワクチンを受けるか受けないか迷っていると、

「罹ったって受けた方がいい、ってTVで言ってたしょ!」

と怒られる。





まあねぇ~、ずっと苦労掛けっ放しだし、闘病中は体調を崩してまでして
看病してもらってるし、頭は上がらない。

なにより、怒ってくれる(愛情を込めて)人の存在は、いつ、どんな場面
でもとっても貴重だ。
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