花冷えの 花散りにけり 今朝の雨
梅士 Baishi
今朝の気温は10℃だが、寒く感じる雨の朝である。
花冷えというのだろうが、ほとんどの花が散ってしまった。
寒いのやら暖かいのやら、花吹雪にもまぎれて、いつの間に
か春四月が過ぎてゆく。
新年度を小走りにほっと一息つくのが五月連休だが、すでに
春は過ぎて、新緑の初夏になっている。
今年はかつてなく忙しくなりそうである。
大塚家具のお家騒動が連日テレビにもてはやされたが、世
代交代の難しさは企業にとってはどこもよそ事ではない。
創業家の跡目相続問題だけではなく、政界でも、企業の社員
レベルでも問題になる。
権限委譲は追われるものにとっては居場所を失うことになり、
追うものにとっては未熟の壁が厚い。
大塚家具の経営権移譲がトラブルになったのは、創業者の
未練が災いしたのだろう。
株式もすべて移譲して、人材教育に徹すればよかったのだ。
政治の世界でも同様である。
権限委譲、世代交代は必然であるが、問題は人材育成が
伴っていないところに難しさがある。
普通の企業の世代交代は人材教育があってこそのもので
ある。
ところが、世代交代がモラルの低下を伴うと始末に負えない。
マネジメントは事務屋ではやれないことである。
若手社員への厳しい指導ができないでは組織崩壊を招くと
言うことである。
若返りではなく、モラル低下による組織崩壊を招いている現
場にあって、日本の劣化と重なってみえることである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党