藤花の クマンバチらも 日に照りぬ
梅士 Baishi
明日から連休に入る。
余裕もなく、かもめに飛び乗ることに。
いつのも定宿である。
クサフジにあいさつし、マツバウンランの紫がかすむ草原に
ほっとする旅ではあるが、受験生を指導する我が身も受験生
のようである。
それは、守護霊のようなものであろう。
内転筋の痛みをこらえながら、草遍路に出た。
山藤は咲いているのだろうかと、確かめたかった。
予定の電車が目の前でドアを閉めて出発した。
腕時計が1分ほど遅れていた。
結果的には良い草遍路になった。
思いがけず、れんげ畑を満喫した。
カメラはEOS20Dである。
800万画素ながら、いい表現力だと思う。
次はフルサイズの5Dに乗り換えたいが、20Dでも十分なの
である。
kissシリーズよりも、大人の絵が撮れるように感じられる。
蓮華畑の次は、山藤が大木に満開になっている風景に出
くわした。
こんなに満開に咲いているのかと驚いた。
藤棚にも紫の花が豊かに咲き誇っていた。
近づくと、クマンバチがスクランブルをかけてきた。
そのクマンバチとカメラでにらめっこした。
途中、気になっていた山肌をよじ登った。
残雪ならぬ、深い落葉が積み重なった急斜面を木を伝いな
がらよじ登った。
ムカデにも出くわした。
飯盛山の尾根に出るはずである。
急斜面をずり落ちそうになりながらついに飯盛山の自然歩道
に出た。
そこが、樹芸の森にストンと下っていたのだった。
再び、太腿の内転筋を大いに傷める冒険だった。
樹芸の森は、藤が見事に下がり、家族連れで大賑わいだった。
家族連れとは、自分には無縁の豊かさに思える。
そこには、最後の八重桜が豊かな花を残してくれていた。
連休期間中に、この感動の藤の花遍路を紐解こうと思う。
議院内閣制は、議会多数派で内閣を構成する仕組みであ
る。
だから、理屈の上では、強力な政治力を発揮できるはずで
ある。
ところが、キツネノヘダマという幻のキノコのように、政権が
吹っ飛んでしまう。
マスコミ権力が議院内閣制をぼろぼろにしているのである。
その非民主主義権力に支配されている限り、日本の政治は
世界の笑いものであり続けて滅びることになろう。
マスコミに求められるのは単なる批判精神ではない。
それ以前に、愛国心がなければならない。
市場原理がマスコミをコントロールできないのは、独占的事
業体だからである。
だからこそ、独占禁止法を適用せよと言っているのだ。
東北大震災のとき、最も困ったのは情報がとれないというこ
とだったという。
ライフラインとしての情報インフラ整備とともに、マスコミ独裁
を許さないマスコミ市場原理を確立する必要がある。
まずは、新聞配達所の独占禁止、放送独占の禁止を進める
べきだろう。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党