ぼた雪や 天使の羽の 頬に触れ
中村 梅士 Baishi
通勤時間には2.8℃にまで気温が上がったが、ぼた雪に頬
ずりしながら走った。
博多には貴重な雪である。
雪を頬に感じるなんて、青春だ!
もっとも、薄着なので走らなければ寒いのだ。
両手にはカイロを握りしめている。
雪の写真が撮れたのはうれしかった。
ジョギングを始める前までは、冬は脅威だった。
防寒帽をかぶり、分厚い手袋に分厚い防寒着を着込んで外
出していたものだ。
もっとも、コートやマフラーは好まなかった。
走るようになってからは、帽子はオールシーズンのキャッ
プだし、手袋は指が露出した釣り用の手袋だ。
ワイシャツの上に薄いウィンドブレーカーを羽織る。
昔の寒がりが嘘のようである。
それにしても、3時間近くしゃべりっぱなしの授業はさす
がにくたびれた。
昼飯抜きでもあった。
そして、明日も登城日である。
リアル+オンライン、これがリアルなオンライン授業の秘
訣でもある。
もう一つは、リアルに顔見知りで人間関係ができているこ
とが、オンライン授業の秘訣である。
入学早々からいきなりオンラインではよろしくない。
無観客でのオリンピックなどもってのほかである。
観客なくしては最高の舞台とは言えないであろう。
観客とアスリートの対話で成り立つのがスポーツである。
それが、オリンピックの醍醐味であり、異文化交流である。
東京オリンピックをやりたいというのなら、世界のために、
スポーツの感動のために、決死の覚悟で競技に臨むという決
断を宣言することだ。
国もIOCもこれを阻むべきではない。
それを受けて、観客も感染覚悟で応援に駆け付けるだろう。
これも阻むべきではない。
そうであってこそ、オリンピックの意義が歴史に刻まれる
であろう。
しかし、選手団はそのような覚悟を宣言してはいない。
仮に実現されなくても、無観客実施には反対するべきであ
る。
観客なくして、オリンピックなしというオリンピズムを世
に示すべきなのではないか。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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