梅の後 紅一点の 椿かな
中村 梅士 Baishi
満開だった公園の枝垂れ梅も大半の花を散らして傘骨のよ
うだった。
梅の輝きに隠れていた椿が紅一点の輝きに思えた。
未だ渡りかねている椿の島に行ってみようか。
20代の頃、伊豆大島に一人で渡ったことがあったが、椿
油を買ったこと以外は記憶に残っていない。
椿の季節ではなかったのだろうか。
椿の記憶もない。
その後、火山の噴火で島民全員が東京に避難したことも
あった。
それが嘘のように島の暮らしが戻っているが、あらためて
遊びに行きたいものだ。
東京から行ってみたい旅先がたくさんある。
さて、今日はリアル+オンラインの特講だった。
今日は宇宙人も登場せず、「バブル経済時代の今昔」とい
う話になった。
今もバブル経済が続いているのは医療と薬品業界だけだろ
う。
そして、コロナ時代にはピークに達しているのではないか。
「失われた30数年」と言われる大不況時代に生まれて育っ
た今の学生にとって、日本の好景気時代が分からないらしい
のである。
思えば、好景気時代より長い不景気時代が続いているのだ。
コロナ不況の時代にもかかわらず、日経平均が3万円を突
破してきたのは何ともミステリアスな賭博であることよと思
う。
まあともかく、学生とのおしゃべりは楽しい。
健康のための運動は予防医療だといえる。
ところが、スポーツ振興予算は、医療予算の0.1%程度
である。
実質的に医療につぎ込まれている税金は30兆円を上回る
規模のはずである。
これに対して、スポーツ振興予算は300~500億円にとど
まる。
しかも、公営ギャンブルの上がりを織り込んだ予算である。
スポーツを普及させると、病院の顧客が減るから不都合な
のだろう。
建前はスポーツ振興をと景気の良いスローガンをぶち上げ
ているが、本音は予算規模に現れているのである。
一週間に一度以上、何らかの運動をした人が50%を超え
たと豪語している。
何の意味があるのか。
生活習慣病は蔓延し、医療費は増大し続けているではない
か。
健康保持のための運動習慣普及率は10%程度にとどまる。
それが真相である。
公務員は統計で嘘をつく。
はっきり言っておく。
運動公園を作れ。
ウォーキングやジョギングの専用道路を全国に拡充しろ。
「公園は芝生の養生のためにある」というのが福岡県の公
園管理目的だと管理業者が豪語したのにはあきれた。
地域密着型のプロスポーツチームは練習施設さえろくに持
たないでやっている所が少なくない。
それくらい、支援しなさいよ。
それが核となって地域が活性化するのだから。
スポーツ振興予算は、5兆円ください。
防衛費に並んではあれなんで、防衛費は12兆円でいかが
でしょうかねえ。
その分、医療予算は半分にしましょう。
健康寿命を伸ばして、平均寿命はそこそこ短縮してもよい
でしょう。
これが筋というものでしょう。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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