晩秋(初冬かも?)の晴れた日、ちょこっと足を延ばして、安平(あびら)町という町まで行ってみました。
苫小牧から岩見沢へ通じる、国道234号沿いにある道の駅「あびら D51ステーション」に寄ってきました。
ここは、2019年3月に登録された、まだ歴史の浅い道の駅ですが、わずか三年で来客200万人達成という、道内でも人気の高い道の駅なのです。
人気が高いだけあって、物販コーナーも、魅力あるお土産品が充実しています。
こういうイメージキャラクターがいるんですね。
ツイッターやフェイスブックも開設されているようです。
私はどちらもやっていないので見ることはできませんが。
ん?「改札口」?
この先には何が?
外に出てみると、「追分機関庫」とあります。
太陽がまぶしくて写真を撮るのに一苦労でしたが。
そう、道の駅の名前にもあるとおり、ここは、かの「D51」が保存されていることで知られているのです。
現在の「安平町」は、平成18年(2006年)に、「早来(はやきた)町」と「追分町」という二つの町が合併してできた町なのですが、このうち「追分町」の方は、JR石勝線と室蘭本線とが交差する鉄道の町で、夕張市の炭鉱で産出された石炭を室蘭へ運ぶ鉄道の要衝として発展した経緯があり、昭和50年(1975年)には、国鉄時代、国内最後のSL定期運行が行なわれた町として、全国の鉄道ファンに知られています。
道の駅開業の前年、北海道全域で「ブラックアウト」が発生した「胆振東部地震」で、安平町も大きな被害を受けることとなりましたが、地震からの復興PRもあって、このD51が道の駅で保存され、道内外から多くの鉄道ファン、観光客が足を運んでいます。
機関庫内には、D51だけでなく、旧国鉄時代からの懐かしい展示も沢山。
こういうのは、正にファン垂涎でしょう。
これなんかも。
「キハ183系」とは、旧国鉄が昭和56年(1981年)に導入した特急列車用車両。
当時鉄道少年であった私にとっても懐かしい響きです。
外に出てみると、大きなブルーシートで覆われた車両が。
そう、実はこれが、そのキハ183系車両なんだけど、残念なことに、公開は4月から10月なんだそうです。
なので、来年また公開されたら、ぜひ行ってみようと思います。
再び道の駅の中へ。
何やら大きな骨格がありますよ。
安平町に近い「むかわ町」という町で、平成15年(2003年)に恐竜の化石が発見され、「むかわ竜」という名で広く知られるようになっているのだけど、その「むかわ竜」の骨格展示が、11月に、道の駅で開催されていたのでした。
常設展示なのかなと思っていたけれど、そうではなかったようなので、見ることができてラッキーでした。
次回は、「むかわ町」にも足を運んで、恐竜ワールドを体感したいと思います。