「岩見澤神社」境内散策の続き。
昨日の記事では、「志那事変」と「大東亜戦争」における傷病者を祀る碑を紹介しましたが、こちらもまた、戦争関連の碑のようです。
中曽根元総理の揮毫による「海軍鎮魂之碑」。
もしやと思って調べてみたら、中曽根元総理は、戦時中、海軍の主計士官を務めていたんですね。
碑と共に奉納された錨。
戦争なき平和な社会を願う象徴として、大切にされていってほしいものです。
これまた戦争関連と思しき「忠魂碑」という碑。
日露戦争から大東亜戦争に至る間、祖国の為に尊き一命を拝げて平和の礎となった人たちの功績を後世に伝える目的で制作されたそうです。
「お百度石」。
「お百度参り」とは、願いを叶えるために、同じ神社に百回参拝することですが、これは、参拝の目印として置かれているものだそうです。
綺麗な石ですね。
これだけでも何か良い御利益がありそうな気がします。
昨日の記事でも触れましたが、「岩見澤神社」の境内には、六対の狛犬が設置されています。
本殿に近いこちらの狛犬は、穏やかな表情で、見ていて癒される気がします。
ということで、ようやく社殿へ。
昭和61年(1986年)の創始百周年を記念して、耐火構造の社殿が造営され、盛大に奉祝祭が執り行われています。
社殿の他に、境内社があったので、こちらにも足を。
「水神龍神」。
稲作民にとって命とも言える水をもたらすとして広く信仰されてきた「水神」と、「八大龍王」として祀られ、旱天に汐水を竹筒に汲んで石祠にかけて雨を祈願したという伝承がある「龍神」。
米作りが盛んな岩見沢地方において、雨や作物の生長を祈願することで設置されたと考えればよいのかなと思いました。
狛犬と一緒に、寿老人と大黒天が、参拝者を出迎えてくれています。
こんにちは。
私も、「お百度石」は今回初めて見ました。
こういうものだったんですね。
岩見澤神社は、周辺で一番の大きな鎮守様のようなので、地域の様々な願いが込められていると感じました。
岩見澤神社の事がよくわかり、とても、お勉強に
なりました。
お百度参りの石は時代劇でしか見た事がなかったので感心しました。
すべすべの石が印象に残りました。
願い事は稲作のことだけではなかったでしょうね。
地元の方達に愛されていた神社だととても感動しました。