札幌市郊外の住宅地。
左側に、何やら柵のようなものが見えます。
「緊急車両出入口」ということは、もしかすると、柵の向こうは高速道路?
にしては、その横の「お客さま駐車場」の表記が気になります。
ん?この門扉は・・・?
「必ずお閉めください」ということは、要するに、開けっ放しにするなということで、人が開けること自体はOKということなのね。
「NEXCO東日本」は、御存知の通り、高速道路を管理する機関。では、この先には一体何が・・・?
と、もったいぶってしまいましたが、門扉の先にあるのは、札幌と小樽を結ぶ「札樽(さっそん)自動車道」の唯一の休憩施設である「金山PA(下り)」。
高速道路のPAって、高速道路を走っていないと入れないというイメージがあるけれど、ここは、住宅街から徒歩で来ることができる、ちょっとした穴場スポットなのです。
一昨年、「発見!タカトシランド」で、タカさんと、ゲストの坂下千里子さんが、住宅街を彷徨った末に先程の門扉を発見し、中へ入ってここを紹介していたのが印象に残っていたので、私もちょっと行ってみた次第です。
因みに、一般道や住宅街からも出入りできるPAというのは結構あるようで、私は25年前、社会人1年目で滝川市に住んでいたとき、道央自動車道の「砂川ハイウェイオアシス」に自転車で乗り付けて、中へ入ったことがあります(当時まだ車は持っていなかった)。
中は、売店の他に、小さなフードコートもあるので、今度食べに行こうと思います。
住宅街の跨道橋から見た高速道路とPA。
土曜日の朝早い時間帯だったので、通行量もそれほど多くなかったけれど、高速道路をこういう位置から見る機会はそうそうないので、そういう点でも、貴重な穴場スポットだなと思います。
最後に、全然話は変わるけど、最近、「へぇ~そうなんだ」と思った話を一つ。
毎日ニュースで取り上げられているワクチン接種の問題で、先日、臨時に開設された窓口で予約を済ませたという女性が、NHKのニュースのインタビューで、「自分は機械音痴(で、オンライン手続きが不安)なので、ここで手続きができてよかった」ということを口にされていたのだけど、このニュースを見て、「『機械音痴』って、放送OKな言葉だったんだ」と思いました。
この女性のように、自分で自分のことを言うならいいのかもしれないけど、何となく、差別的というか、蔑視的な表現のように思っていたので、もしかして放送NGなのかなと勝手に思っていたのだけど、NHKが、それも字幕スーパー付きで放送したということは、そういうことではないということだったんですね。
一つ勉強になったけど、人に対して不用意に使わないよう注意すべき言葉ではあると、私は思います。