地下鉄東豊線、月寒中央駅直結のビル。
その1階にあるこちらのお店。
以前紹介したことがありましたが、「月寒あんぱん」という、札幌市内ではあちらこちらで購入できるご当地銘菓を取り扱うお店です。
「月寒あんぱん」とは、明治7年(1874年)、現在の月寒地区にあった、旧陸軍歩兵第25連隊内で菓子販売を行っていた「大沼甚三郎」という人物が考案したとされるもので、一般的なアンパンとは違う、餡を含んだ餅のようなお菓子。
明治44年(1911年)、旧豊平町役場が、現在の平岸地区から月寒地区へ移転したことに伴い、平岸の住民から、月寒へ通じる道路を新設してほしいという強い要望が出されたのを受け、第25連隊が、月寒から平岸までの全長約2.6kmの道路を4か月かけて作り上げましたが、その際、作業員の間食のために、この「月寒あんぱん」が振舞われたことから、その道路は「アンパン道路」と呼ばれ、現在もそのことが語り継がれています。
戦後、物資の不足から、菓子店が次々と休業に追い込まれ、月寒あんぱんの製造も一時は途絶えかけましたが、その後、「株式会社ほんま」という会社が製造を再開し、現在に至るまで、月寒あんぱんの製造を続けています。
こちらのお店は、その「株式会社ほんま」の直営店舗として話題になっているお店です。
あんぱんの他にも、色々と魅力的なメニューが揃っています。
人気漫画、「ゴールデンカムイ」とのコラボ商品も製造販売されています。
こういうのも美味しそうですね。
こちらのお店は以前から知っていましたが、昨年、「発見!タカトシランド」で、トシさんと大久保佳代子さんが訪問していたのを見て、「これは紹介せねば!」と思って行ってきました。
こんなお菓子を買ってみました。
メロン風味の餡を、柔らか食感のクッキー生地で包んだお菓子です。
そして、「ゴールデンカムイ」とのコラボによる「月寒あんぱん」。
あんぱんと言うより饅頭のような感じがします。
中には餡がきっしり詰まっていて、なかなか食べ応えがあります。