10月2・3日塩尻市の文化の祭典「全国短歌フォーラムin塩尻」が開かれた。
2日は岡野弘彦、馬場あき子、佐佐木幸綱の3歌人による投稿歌選評と表彰式、11月26日に開催される学生の部の選
者で歌人小嶋ゆかり・穂村弘が記念トーク(高校生の部の入選歌の発表)が行われた。
上の写真は最優秀賞 福島市今野金哉さんの歌。
下2つは優秀賞に輝いた市内大門の中澤栄治さんと野村の小松学さんの歌。
記念トークのお二人。
高校生の部最優秀作品
3日は「塩尻みてある記」のコースに組み入れられている「塩尻短歌大学」を聴講した。
第85講の講師は歌人栗木京子さん。
「語り継ぎたい歌」と題して、あまり知られていない女性歌人の正田篠枝、杉浦翆子、山田あきの歌11首と昨年亡くな
られた河野裕子さんの歌6首が紹介された。
淡々と、そして時には声をつまらせながらの講演に心が揺れる思いだった。
河野さんの絶筆歌
手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が