楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


小鹿田焼き

2011年10月10日 | 文化芸術

 小鹿田焼(おんたやき)の飯茶碗である。大分県日田市の小鹿田地区で焼かれる陶器。

小鹿田焼は、江戸時代中期、幕府直轄領日田領内の生活雑器の需要に応えるため興され、今につながる。

李朝系登り窯で焼かれる飛び鉋や刷毛目などの幾何学的紋様が特徴だという。

陶芸技法は1995年国重要無形文化財に指定され、2008年には地区全体が「小鹿田焼の里」として重要文化財的景観

に指定された。

 窯元は代々長子相続で技術を伝え弟子を取らなかった。このため伝統技法が保存されている。現在は10軒の窯元。

共同での土採りをしたり、作品には個人銘を入れることを慎む。

土を挽く唐臼は「鹿脅し」のように受け皿に溜まった水が受け皿ごと落ちる反動によって陶土が挽かれる。この音は「日本

の音風景100選」の一つ。

これら2つの茶碗は通販で手に入れたもの。直径12cm高さ6cm。

底には「小鹿田」の刻印のみ。いつかは訪れてみたい里の一つに。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イナゴの佃煮

2011年10月09日 | 料理・食べ物

 イナゴ狩りを行った。3日かけて2人で350gのイナゴを捕まえた。

子供心に母親が手ぬぐいで作った袋にイナゴを入れていたことを覚えている。

 

 日なたの下ではイナゴはすばしっこいから相手にならない。従って朝早く、7時半頃からが勝負だ。

タマネギを入れる10kgネットに捕まえては入れる。畑の大根の葉蔭でたくさん捕まえた。

 

 さて、イナゴの佃煮に取りかかる。が、捕まえてから2日はネット袋に入れたまま糞尿をさせ、絶食させておく。

このことは忘れてはならないという。

 鍋に湯を沸かす。念仏を唱えながら、袋に入れたままイナゴを湯に浸ける。茹で時間10分間。イナゴは赤く色づく。

ざるにあけて水気をきる。

そして脚を取る。棘のような脚が喉に刺さってしまう恐れがあるからだ。脚を除いた重さは320gになった。

 

 フライパンを熱し油大さじ1を入れ炒る。香りがしてきたら砂糖、しょう油で味付ける。

砂糖としょう油はお好みだが、砂糖はイナゴの重さの50%160gとし、しょう油は20%60cc程度を基本とした。

弱火でじっくりと炒り煮するが、煮汁が無くなるので酒とかみりんも適量使った。時間は40分程度。

かくして初めてのイナゴの佃煮が終わった。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーレンソウ種蒔き準備

2011年10月06日 | 農業

 秋の農作業もだいぶ減ってきた。

昨年は6日に蒔いたホーレンソウ。今年は雨の予報をみながらの作業となったため少し遅れる。

 

 昨日は雨の降り出す前に畝づくりをした。午後から待望の雨降りとなる。畝に5穴マルチを張るのは明日7日。

今朝は60mlの種を水に浸した。

袋の表示=1昼夜浸けて十分水を吸わせ、ぬれむしろに挟み時々水をかける。催芽日数2日位で芽の出ないうちに

蒔くと発芽がそろう。

(ぬれむしろなど無いからタオルの上にキッチンタオルを置き、そこに種を広げ2つ折りにする)

 

畑の準備:ホーレンソウは野菜類の中で最も酸性土壌をきらう作物。

種蒔き2週間前に10㎡あたり苦土石灰1~1.5kgと堆肥20kgを全面に散布。

1週間前に肥料、10㎡あたりチッソ170g+リン酸160g+カリ120gを元肥に撒く。

追肥はチッソ70g+カリ50gの割合で。

【参考は、信州わが家の野菜づくり 旬を楽しむ:信濃毎日新聞社刊】

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わらの絨毯

2011年10月04日 | 農業

 田に並べていたわら束が乾いた。わら束は毎年葡萄園に撒くという親戚に引き取り願っている。

北から爽やかな風が吹いていた。この風を利用し、刻みわらをほんわりと田全体に広げる。 この作業には熊手が欠かせ

ない。

二人で約1時間半。わらの絨毯を敷きつめた。

来月田起こしが済めば田はひっそりと冬を迎える。

 

 一夜明けた今朝4日。6時半の気温は3℃。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第25回全国短歌フォーラムin塩尻

2011年10月03日 | 文化芸術

 10月2・3日塩尻市の文化の祭典「全国短歌フォーラムin塩尻」が開かれた。

2日は岡野弘彦、馬場あき子、佐佐木幸綱の3歌人による投稿歌選評と表彰式、11月26日に開催される学生の部の選

者で歌人小嶋ゆかり・穂村弘が記念トーク(高校生の部の入選歌の発表)が行われた。

上の写真は最優秀賞 福島市今野金哉さんの歌。

下2つは優秀賞に輝いた市内大門の中澤栄治さんと野村の小松学さんの歌。

記念トークのお二人。

高校生の部最優秀作品

 3日は「塩尻みてある記」のコースに組み入れられている「塩尻短歌大学」を聴講した。

第85講の講師は歌人栗木京子さん。

「語り継ぎたい歌」と題して、あまり知られていない女性歌人の正田篠枝、杉浦翆子、山田あきの歌11首と昨年亡くな

られた河野裕子さんの歌6首が紹介された。

淡々と、そして時には声をつまらせながらの講演に心が揺れる思いだった。

河野さんの絶筆歌

 手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気!運動会

2011年10月02日 | スポーツ

 地元の保育園の運動会に招かれた。午前8時30分から競技開始。

昨日の朝は冷えたので、冬支度で観戦。10時過ぎにはお日様も顔を見せてくれてホッ。

園庭は大勢の保護者や家族で埋まり、それぞれの園児の活躍に拍手を送る姿も。

 

「夢いっぱい!ぼっくりーランド運動会」は、体操から始まり、全員のかけっこ、そして競技や遊技、最後のリレーまで15種

目。目を輝かせゴールに飛び込む、精一杯のパフォーマンス、ころんだってへっちゃら。

 

 

 それにしてもこれらいくつものプログラムを教え表現させる保育士の努力に敬意を捧げたい。また威風堂々演じきった園

児らも立派。みんなが輝くヒーローとなった。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう10月

2011年10月01日 | 料理・食べ物

 月日が駆け足で流れていく。10月のカレンダーに衣替えした。その暦も残り3枚となった。

さて、さて、今月はスポーツに、文化祭にと忙しい日々が待っている。

それと忘れてならないことは秋の味覚を満喫することである。

 手始めに秋ナスを食す。なんといっても味噌汁がいい。ナスとミョウガの味噌汁だ。

ナスは皮をむかず縦半分に切り、1cmほどに斜め切りに。ミョウガは縦半分にする。

 次は青トマトのピクルスである。

【材 料】

青トマト 大小8個。バジルの葉 10枚。タマネギ 大1個

【作り方】

トマトは皮を剥いて3mmの薄切り。タマネギもスライス。バジルは細切り。ボールに入れる。

漬け汁は、酢大3、エキストラバージンオイル大3、塩小2、砂糖小1、クレージーソルト3振り。

しばらく馴染ませてから、ビニール袋に入れて冷蔵庫に。待つこと1週間でご覧のとおり。

 

 



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする