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the days turn into months and years

L1浦和vsベレーザ(駒場)

2005-05-03 | nadeshiko
Lリーグ1部 第5節
2005年5月3日(火)13:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 0-7 日テレ・ベレーザ


アテネ五輪のサッカー日本代表といえば、男子より女子「なでしこジャパン」の活躍の方が記憶に残っています。最終予選の北朝鮮戦や本大会のスウェーデン戦は本当に感動しました。フル代表も含めた男どもがモタモタした試合を繰り返している一方で、爽快な試合を数多く見せてくれました。実に男らしい(失礼)!

そういうわけで、一度は見てみたいと思っていたLリーグ。J1とJ2の日程をかいくぐって、ようやく見ることができました。昨年優勝したさいたまレイナスは、今シーズンから浦和レッズに統合されて、浦和レッズレディースとなりました。ユニフォームだってまったく同じです。こりゃあ応援にも気合が入ります。相手は日本のエース澤穂希や川上直子といった、なでしこジャパンでもおなじみのメンバーが在籍する日テレベレーザです。

澤を中心としたベレーザの中盤は確かに強いです。両サイドも上手く使うし、パス回しも「さすが読売(古いね)」といった趣です。あたりも強くて、1対1では絶対負けません。あれよあれよという間に7得点。浦和も決して防戦一方というわけではないのですが、いかんせんパスがつながりません。一体どこへ通したいのか、どういう攻撃をしたいのか、その意図がどうも見えてきません。ようやくトップの若林、北本へ届いたボールは、あまりにかわいそうなものばかり。中盤を完全に支配されては、これも仕方のないことでしょうか。

この日一番期待していた選手は、浦和の背番号10安藤梢です。昨シーズンのLリーグ得点王で、もちろんなでしこジャパンにも選出されています。しかしこの日は明らかに精彩を欠いていたようです。運動量も多くないし、ボールから逃げるポジションばかりを取っていました。確かに相手のマークが常に張り付いていましたが、もっとボールを呼び込んで積極的にボールをさばいてほしかったと思います。でも一度ボールを持てばそのテクニックはしっかりしてるし、相手との競り合いでの体の入れ方なんて抜群で、「ああ、やっぱり上手い選手だなあ」という場面が何度かありました。

0-7の完敗、というよりボロ負けの試合内容でも、この日駒場に集まったサポーターはレッズコールを送り続けました。観衆3,446人は、J1第8節の千葉vsG大阪が4,885人、J2第9節のザスパ草津vsサガン鳥栖が3,043人だったことを考えると立派なものです。さすが浦和。

こりゃあまた見に来るしかないでしょうね。今度は好調な姿を見せてほしいものです。お目当てはもちろん、背番号10がとてもよく似合う安藤梢です。カッコイイです。
コメント (2)
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