football smile

the days turn into months and years

FAITH

2006-04-28 | music
HYDE
KSCL999-1000
26 APR 2006
http://www.hyde.com

1stアルバム「ROENTGEN」は、すごくよく聴いた。2ndアルバム「666」は、あまり聴かなかった。さて次はどうかな?というわけで、待望の3rdアルバム「FAITH」がリリースされた。先行シングルの「COUNTDOWN」と「SEASON’S CALL」がすごく良かったので、期待は高かった。もちろん、初回限定DVD付を購入。

ラルクっていうのは、tetuのテイストがかなりの比重を占めていると思う。ポップでオシャレでクールで、すごくスマート。実態がないというか、本質をあまりストレートに見せない。中は透けて見えるかもしれないけど、ベールは絶対払わない。4人でひとつのものを創り上げる過程で、リーダーである彼の企てが絶対に介入するから、それは必然。作品ごとに濃度の差こそあれ、hydeはあくまで構成要素のひとつでしかありえない。

ソロとなったときのHYDE(バンドメンバーではhyde、ソロではHYDEと表記)は、その反動、というよりは目指す方向がまるで違うかのごとく、わりと泥臭い。当然ながら、そこにラルクのかっこよさを求めることはできない。では、かっこ悪いのか?といえば、もちろんそんなことはなくて、やっぱりかっこいい。ああ、でもわざとかっこ悪さを覗かせるようなところはあるかもしれない。よりストレートである、ということだ。

今のところ、「JESUSU CHRIST」と「FAITH」がお気に入り。どちらもラルクでは絶対ありえない曲。そして、どちらも若僧には絶対書けない曲。やばいくらいかっこいいよ。
コメント
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