Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

うにのスパゲッティー

2007-01-21 17:25:15 | ☆ばんごはん


 昨日の骨付き肉の煮込みで余った生クリーム入りスープ、
 それをわざと残しておきました。
 だって、鶏肉や野菜のエキスがたっぷりつまっているのですから。

 今日は、前から試してみたかった「うに」をプラスしてみました。

 これが、おいしい!!!
 ごちそうスパゲッティーに変身です。

 ずいぶん昔、神戸の北野のあるレストランで食した「うにのスープ」を
 思い出します。
 それも「うに」と生クリームのコンビでしたが、
 つい顔を見合わせてにっこりしてしまうほどのおいしさでした。
 あのメニュー、まだあるかな?
  
 
 animal1 蒼いウサギさん、作ってみました。おいしいですねえ。
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クリスマスチキンの煮込み

2007-01-20 23:42:22 | ☆ばんごはん
      

 我が家では、クリスマスの晩御飯用に、生協で鶏の骨付きモモ肉を買います。

 今年は(あっ、もう去年のことでした!)は、料理するチャンスがなく
 冷凍庫に眠ったままでした。

 そこで、圧力鍋にがんばってもらいましょう。meat


 解凍したモモ肉の表面をフォークでプツプツ刺し、塩コショウ。
 サラダ油を熱し、にんにくとともにいためます。
 表面に焼き色がついたら、白ワインで香りをつけ、ローズマリー、ロリエ、
 野菜を大きめに切ったものもどんどん入れていきます。

 この日は、小さめの玉ねぎをまるごと、キャベツも大きめに切ってどっかん。
ポルチーニのブイヨンもいれて、ふたをし、いつもより長めに煮ました。

 できあがったモモ肉は骨がすっと外れるくらい。
 お皿に野菜もいっしょに盛り合わせ、
 残ったスープは水溶き片栗粉と生クリームでとろみをつけて
 上からとろーりとかけます。

 時間かけてオーブンで焼くのもいいけれど、
 こんな風に煮込んだら、骨からいいダシがでておいしいです。
 生クリーム入りのスープがお鍋に残りますが
 それは大事にとっておくことにします。

 明日のために・・・
 
 
 
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お茶の時間

2007-01-19 22:12:58 | ☆レストラン
   


 クラスメートのグルメ大臣にくっついて
 前から気になっていた二つのカフェに行ってきました。

 二つのカフェは、同じビルにあります。
 大阪の肥後橋にある、年代物のビルの1階と2階。
 上の写真は2階の「オーガニックトマト」
 
    
 
 ここからは、土佐堀川がよく見えます。

 

   

 上の写真は1階の「里山カフェ」。
 川は見えませんが、奥はテラス風。
 どちらも ソルビバ系のお店で オーガニックのものがいただけます。

 昔のビルは、天井も高く 窓も素敵です。
 
 
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北瑞苑

2007-01-18 22:46:19 | ☆レストラン
          

 1月、年の初めの集まりによく似合う私のお気に入りのお店です。kadomatsu  
 北瑞苑は、街の真ん中にありますが、とても落ち着いてお食事ができます。

  うれしいのは、完全な個室がたくさんあること。
 テーブルの下は、掘りごたつだから しびれがきれることもありません。

 お料理も一品ずつ、丁寧に運ばれ、それぞれ 芸術品のように綺麗。
 もちろん、味は奥様方の賞賛に値します。

 「今年もよろしくね」と、お茶で乾杯したあとは、楽しくいただきます。item4
 ちょっと、話がはずんでこだましても、個室だからOK。
ok

 お正月、みんなそれぞれ家族のためにがんばったから
 たまにはご褒美のお食事もいいですよね。kagamimoti

 は?
 ご褒美何回あるねん、という声も聞こえてきそうですが・・・
 (その声はダンナたちかな?)
 
 
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’97 初めてのイタリアその 15

2007-01-17 22:34:42 | ☆イタリア 記憶の風景


今日でいよいよ最終回。

 風邪は治ったものの、中耳炎のほうがいまひとつ、はっきりしない私。
 ローマの先生も「日本に帰ったら診てもらいなさい」と言われたので、
 早速評判のいい街の耳鼻科へと行きました。
 そこでも同じ診断で、またお薬をもらいましたが、どういうわけか
 飲むと非常にしんどくなってきたのです。

 おまけにじんましんが勃発!
 体の中もかゆいし、パンパンにはれてきたのです。
 あまりにもしんどいので、子供の小児科ではよく行く病院へ、
 夜間救急でかけつけました。

 目も開けられないほどのじんましんを診てくださったのは
 なぜか、当直におられた皮膚科の部長先生でした。

 これは ラッキーというべきでしょうか。

 検査の結果「抗生物質による薬疹」とわかりましたが、
 ローマ、日本、両方のお薬に入っていたそうです。
 その場で入院になってしまい、点滴です。hospital

 いや~ん。すごいことになってしまった~
 のですが、この入院ほど快適なことはありませんでした。

 薬をやめれば、少しずつですが、回復するし、食事制限もありません。
 日当たりのいい個室で、好きなだけ寝て本を読んでテレビ見て。
 結構おいしい病院食が楽しみで、決して残さず、おやつも食べる食べる。
 ダンナも会社の帰りに寄ってくれて、やさしい言葉をかけてくれるし。
 1週間でまるまる太って、退院しました。

 でもこのときの経験から、薬の怖さを知りました。
 他の人には合っても自分には毒になるかもしれないということを・・・
 旅に出るときは、外国の先生にもわかるように薬の名前を書いたメモを
 必ず持っていきます。
 
 
            item1   item1   item1   item1   item1


 イタリアに再び旅をしたのは、2000年でした。 
 覚えていった片言イタリア語が通じたうれしさで、
 帰ってからラジオ講座を聞き始めたのです。

 そして、2005年の秋、再び(正確には三度)出会ったローマは
 まるで前とは違っていました。
 駆け足ではない、ゆったりした自分たちの時間を楽しみながらの一日は
 私をすっかりローマファンにしてしまいました。footmark2

 そして、2006年、ローマで暮らすように旅をしたあの想い出。
 私には、最高のローマとなったのでした。
 
 ゆっくり、ゆっくり
 サンピエトリーノの石畳を踏みしめて、
 目に映るすべてのものを楽しみながら歩く幸せ。katatsumuri

 ローマは決して急がないほうがいいです。
 (急ぐのは道路を渡るときだけね)

 
 長い長い、私の初めてのイタリアのお話はこれで終わり。

 とんでもない話に気長にお付き合いくださった方たち、
 ありがとうございました。
 結局、こんなにいろんなことがあっても、また行きたくなるんですよね。

 symbol1イタリアって、不思議です。symbol1


 画像はスカラ座で買った絵葉書。
 このポスター版は、今もずっと我が家のリビングに飾ってあります。

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
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