龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
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レガシィ納車!(その3)レガシィの楽しさはどこにある?

2012年04月02日 23時00分47秒 | クルマ
Fun To Driveはどこへいった?

今朝、フィットシャトルハイブリッドが3月下旬に納車になったばかりの同僚が

「なんだか楽しくないんだよね、運転が。結局これって、普通のクルマなんですよね」

と呟いていた。

我が意を得たり、と思った。

彼はMR-Sを下取りに出してフィットシャトルハイブリッドを購入したのだが、MR-Sに乗っていた10年間は、それが当たり前だと思っていた、というのですね。

屋根が開いて、軽くて小さくて、クルマを「操縦」する楽しさに溢れている。
でも、それは当たり前にどのクルマにも付いてくるものじゃあなかった。

私も、レガシィに求めたのは、ロードスターに求めるものではないもの、むしろ正反対のロングツーリングの安心感とか、疲れない感じとか、AWDがもたらす全天候対応の足回りの確かさとかだったはずだ。

でも、それでもついつい「クルマを運転する楽しさ」という贅沢に身体がなじんでしまっていて、「あれ?あれ?」と思ってしまうのだ。

31日の日曜日、松島観光をして、志津川に到着するまでは、その違和感が続いてような気がする。

その現行レガシィにロードスターを求める勘違いから脱して、その魅力に気づくためには、やっぱりワインディングを走らねばならなかった。

p.s.
旧レガシィファンが、新型発表時に口を極めて罵っていた(ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そんな感じでしたものね。実際の営業はそんなに悪くなかったと思うけれど)気持ちが、とてもよく分かるようになりました。

このレガシィは良いクルマなんです。

でも、あの「運転の楽しさはどこにいっちまったの?」と言いたくなる。
「スカイラインもアコードもアテンザもどんどん大きく欧米仕様になっていった。レガシィよ、お前もか?!」と嘆きたくなる。

ロングツアラーとして、大きいことはいいことなんじゃない?ゆったり乗れるならそんなにタイトな乗り心地じゃなくても、いいでしょう。ジェントル志向結構。Dセグメントを意識した?結構……なんて思っていた私でさえ、実際長距離をやってみると「あれれ?」と思うのだから、これは無理のないところだったのだと思います。

レガシィ納車!(その2)個性が見えない!

2012年04月02日 12時57分55秒 | 大震災の中で

さて、走り出してしばらくの間、車の性格が掴めずに戸惑う。

自分であれほどじっくり考えて、試乗して、調べて購入を決めたはずなのに、いざオーナーになって運転し始めたら、乗っていてどんなクルマか自分でよく把握できないのだ。

こういうことは今までになかった。

30年前、初めて買ったファミリアの初代FFはノンパワステの操舵感がきわめて重く、感触がダイレクト。しかもいかにもFFらしい前で引っ張る感触が強烈だった。

アコードセダンの時は、リトラクタブルヘットライトのギミックと、ダブルウィッシュボーンの乗り心地(微妙に後ろの席は酔いやすかった)が印象的だった。普通のグレードだったから、ブレーキは意外にプアーだったが。

エスティマエミーナのディーゼルターボは、そのトルク感とスムーズさ、意外な回頭性のよさに最初から惚れた。

ヴィッツは乗った瞬間には「これだ」と思わせる新鮮な驚きがあった。

ファンカーゴは、ヴィッツのネガを消して、後部座席が完全フラットになる機構が面白く、二人乗車ならワンボックスワゴンにも匹敵する積載空間があった。

マツダロードスターは言うに及ばない。屋根が開けばすべてが許せる、そんな圧倒的な幸福感をたった数分で与えてくれたのだから。

ところが、このレガシィ2.5iのツーリングワゴンは、乗った瞬間、極めてジェントルで自然過ぎ、何の印象も残らないのである。

いわゆる個性的なクルマが好きな人にとってはむしろ困惑するというか、かつてカローラやコロナがそうであったような無色感を感じてしまった。

そんなはずはない。試乗でもたしかに
「大人=快適=ロングツアラー」
の感触はあった。
しかし、とにかくスバルなのだからもうちょっと何かあるはずだろう!?

燃費計に刻々と表示される数字は確かに面白く、それを気にしながら渋滞を10分ほど高速に向けて走っていたら、しまいに自分を見失いそうになった。

せっかくレガシィを買ったのに、気に入ったはずのそのクルマの個性が把握できず、なぜか燃費を気にしているオレ……。

どうかんがえてもポイントはそこじゃないだろう!

「ヤバい!これは300万円近くも出して、やっちまったのか?!」
私が買いたかったのは安価なクラウンエステートワゴンの末裔ではないのにっ!

そんな恐怖が一瞬頭をよぎった。



レガシィ納車!(その1)

2012年04月02日 12時47分56秒 | インポート

インパネ付近からビビり音……。

3/30日金曜の夕方
レガシィツーリングワゴン
2.5LNA B-SPORTS G パッケージ
が納車になり、そのまま松島まで220km走った。

走り出してすぐにがっかりしたのは、プラスチックのインバネ周りから絶えずビビり音がすること。

新車時のヒビリ音は一番の興ざめ、幻滅の対象だ。


4年たった軽自動車だって、8年もののオープンカーだってこんな風にプラスチックがびびったりしない。
レガシィ恐るべし(笑)

まあ、たまたまなんだろうけれどね。
でも、私にとってはそれが全て。
残念ながら、レガシィの内装はその程度のクオリティでしかない、ということだ。

ともあれ早速帰ったら調整してもらおう。
必ずしもチープな内装、とは思わないが、こういうところはちゃんとしておいてもらいたいですね。