図書館に届いた本。
手に取ったらそのまま、本当に一気読みしてしまった。
物語の 「柄(がら)」は極めて小さい。
商店街の出来事に終始しているのだが、だからこそ 手応えがリアルで、ゆっくり読めなかった。
枠組みとしては 「町おこし」小説でもあるし、 「カルト」小説でもあるし、 「今時の若者」小説でもあるのかもしれない。そしてそこには原因とか分析とか根拠とかが論理的に書き込まれているわけではない。
しかし、 「ああ、そう(なる)かもしれない」というある種の 「絶望」と「可能」が確かに描かれている。2015年の小説としてお薦めの一冊。
手に取ったらそのまま、本当に一気読みしてしまった。
物語の 「柄(がら)」は極めて小さい。
商店街の出来事に終始しているのだが、だからこそ 手応えがリアルで、ゆっくり読めなかった。
枠組みとしては 「町おこし」小説でもあるし、 「カルト」小説でもあるし、 「今時の若者」小説でもあるのかもしれない。そしてそこには原因とか分析とか根拠とかが論理的に書き込まれているわけではない。
しかし、 「ああ、そう(なる)かもしれない」というある種の 「絶望」と「可能」が確かに描かれている。2015年の小説としてお薦めの一冊。