J3第28節 ガイナーレ鳥取×いわきFCの試合のこと
前半は、鳥取も非常にしっかりした守備をして、0-0で終えている。実際、タイミングのよいシュートまでつながることが何度もあった。
だが、後半に40点以上Goalを得ているいわきFCがは後半の立ち上がりすぐに11有田が、19岩渕のシュートがこぼれたところを押し込み、続いて谷村がキレイに右隅に流し込んで2点。コーナーからのヘディングで鳥取が一点返すと、日高の左からのクロスを、ファーに詰めていた11有田がトラップして鮮やかに決めきった。
ファンならずともいわきFCの後半の強さをしみじみと感じさせる試合になった。
特に11有田は、必ずゴール前の要所に顔を出してきて決めてくれる、頼もしいFWに成長してくれた。
思えば、終了間際に出場すると、ファーストタッチでゴールするという切れ味を見せてくれたところから、どんどん自信をつけて、次節(29節終了時)でも得点を重ね、J3の今シーズントップの14得点を上げることになる。
今のいわきは強い。J2ライセンスが取れれば、本当にJ3を今年の一シーズンだけで終えてしまいそうだ。
この圧倒的なフィジカルに支えられた速度とそして厚みのある攻撃と守備が、J2でいったいどこまで通用するのか、想像するだけでわくわくしてくる。
単に昇格が目標、ということではなく、その次の活躍を待望したい、そんなところにまでファンを連れて行ってくれることに感謝、である。