開店当時から、幼虫を世話してアゲハチョウに。
もう20年以上。近頃はどんどん食べられてしまう(蜂が多い)ので、世話する幼虫も多くなっています。本当は自然にまかせるのがいいです。
8月の終わり頃、10匹さなぎになって、1匹は蝶にになって飛んでいった。庭に飛んでくるアゲハは家で育ったのが多いせいか、縁側のガラスあたりをうろうろします。
今年は終わりだったのですが、コブミカンにいる幼虫を見るたび数が減っているとかわいそうになり、また保護、ついこの間。今は11匹と思ったら、12匹。きっと葉の陰にかくれていたのでしょう。
12匹を新しい葉に移すのは大変です。あれ?11おかしいな、と古い枝を念入りに調べて数えなおします。まぁ、ボケ防止みたいなもんです。
幼虫触るの苦手なので、お尻を竹串でつついて移動させます。ネバネバの糸で枝にくっついてる。
緑に変わったのが増えてきて、そろそろさなぎになりそうになると段ボールを入れておきます。緑色のさなぎは緑の時に明るい所へ移すと、自分で移動して、暗いところへ移動してしまいます。1日くらいして茶色いツノのあるさなぎになればもう動きません。
幼虫からさなぎになるときは、動きが鈍くなって、枝から離れてうろうろします。「どこでさなぎになろうかな?」 ゴマシオ幼虫が緑に変身するときも、葉から離れてうろうろしたり、じっと動かなかったりします。そろそろかな?とおもっていると緑に変身。
冬を越して、来年羽化して飛んでゆきます。全部は羽化しません。数匹さなぎで死んでしまうので、さなぎになっても刺激しないようにしないといけない。納戸にほったらかしにするとヤモちゃんに食べられるかもと、心配もするのです。
暇なばあさんだからできることね。