平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

雨上がりの情景/夏越の祓

2009-06-30 21:05:05 | 今日の事
昨夜来の強い風を伴った雨は明け方上がりましたが、一日中太陽が顔を出さない日でした。
九州は記録的な降雨だったとか、九州北部にはネット友や知人がいるのでちょっと心配。
去年のようなゲリラ豪雨などの被害には何とか会わない様に祈るのみです。

朝、庭の点検。
アチコチに雨滴が...



<葡萄の枝>
リビングの前には数年前から葡萄の木があって、葉も蔓も小さな実も付けるのですが一向に、葡萄らしい実には生りません。


<葡萄の蔓の先端>



<トマト>


<南天の花>

今日は雨の雫ばっかりでした。

ところで今日は六月の最終日。
一年の上半期の最後の日です。
行事は「夏越の祓」といい六月の晦日の行事です。
夏越の祓はまた、水無月の祓(みなづきのはらえ)ともいいます。
昔は名越の祓と書いたそうです。
旧暦で言えば六月は夏の終わりの月、よって「夏越の祓」と呼ばれました。

◇夏越の祓と大祓
夏越の祓と対になる行事が十二月の大祓(おおはらえ)となります。
十二月の大祓は大晦日に、その一年の穢れを祓って新しい年を迎えると言う行事で、大祓の後には、「正月」という“ハレ”の行事。
で、夏越の祓は、同様に一年の前半が済んだところでその半年の穢れを祓い、その後に「盆」という“ハレ”の行事、ということになります。

◇夏越の祓の行事
神社などで行われるのが「茅の輪くぐり」。
茅(ちがや)で大きな輪を神社の境内に作り、この茅の輪をくぐることで病気や禍を免れようと言う神事。
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延というなり」と唱えながらくぐるとか。

我が家ではこのような行事とはとんと縁がありませぬ。

●積もりしを雨滴に映し夏祓え 楓山人
夏祓え、夏の季語。