平成湘南日記...一語一絵

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自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

伝えること

2010-01-17 15:53:02 | 今日の事
阪神淡路大震災発生から15年の歳月が経過しました。
この15年で神戸市民の入れ替わりが進み、震災を経験していない人の割合は36%にまで増えたということです。
あの大災害の人々の記憶は薄れてきているのでしょうか。
神戸市の被災者100人に実施したアンケートで、街の活気や経済、雇用環境が元通りになっていないことなどを理由に29%が被災地は「復興していない」と感じていることが分かったそうです。
そういったことなどを含め、今ここにきて「伝える」ということが見直されようとしています。
震災当時の報道は勿論ですが、それを忘れないために記録を残しそして「伝え続ける」ということが大事なのだとういことだと思います。

今日で丸5日経過したハイチの大規模地震は、最終的な死者数が10万人から20万人に上るとの見通しが伝えられています。
しかしハイチの大地震は思いのほか我々日本には情報として伝わってきていない、日本のメディアはそれほどこの災害に重要性を感じてない、という気がしてなりません。
日本には報道の自由が制限されているとは思いませんが、本当に報道して欲しいことや本当は報道しなければならないことが、実は報道されていないのではないか、と。
世論が高まっている時はこれでもかとばかりに、そしてその熱が冷めるとそんなことがあったのかというほどに。

我々は報道することを含め、もっとこの「伝える、伝え続ける」を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(何処で)、Why(何故、何のために)、How(どのようにして)。

と、そんなことを考えながら、昨夜「神戸新聞の7日間」という、櫻井翔主演のTVドラマを見ました。
このドラマ、15年が経過したこの時期に、ある意味タイムリーだったのでは。
そして、このドラマには、誰が、何を、何故...が語られていたように思います。

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