平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

限定生産

2009-06-08 21:30:34 | 今日の事
昭和46年復活以来のヱビスファンの私、この度「ヱビス超長期熟成2009・限定生産」を試してみました。

ヱビスファンはともかく、限定というフレーズにとっても弱い私、今回もそうでしたねえ。


<<コンセプト>>
ヱビスビールの熟成期間を約2倍に長くした、特別醸造のヱビス。通常よりアルコール分がやや高め(6%)で、より一層深みとコクのあるまろやかな味わい。

で、超長期熟成2009。
私も奥さんも「スッキリ爽やかという感じね、でもコクとなるとやっぱりゴールド缶だね」
コンセプトとはちょっと違った結果のようですが我々の味覚がおかしいのでしょうか?
それはともかく、ヱビス党の私そしてA_SUPER-DRY党の奥さん、ともに評価は「いつまでも飽きの来ないテイスト」でした。
勿論、通常は経済的状況もあって“第3のビール&発泡酒”をこよなく愛する我が家です。

ビールと言えば歳時記では夏の季語。
ではビールのつまみの定番の枝豆も夏の季語かと言うと、これが秋の季語でした。
旧暦八月の十五夜のあとの九月十三夜「豆名月」には枝豆を供えたことから秋の季語となったとか。

●湯上りにふとヨーデルの生ビール 楓山人

日本発祥のパスタ料理

2009-06-05 20:39:42 | いつまでたっても料理初心者
今夜は、日本人の好みに合うように創作された洋食といわれる、スパゲティーナポリタンと、温野菜サラダ。



<スパゲティー・ナポリタン3人前>
・スライスハム4枚 2cm角に切る
・ピーマン2個 縦細切り
・玉ねぎ 1/2個 5mm厚にスライス
・スライス・マッシュルーム(1缶)70g
・スパゲッティー(3人分)
・ケチャップ(大匙8)

手順は皆さんご承知の通りなので省略。
ただこだわりのポイントは、
【ポイント1】スパゲッティーは袋の表示時間よりも1分ほど長く茹でる。
【ポイント2】具材とスパゲティーを混ぜ合わせたあと、最後に粉チーズ(大匙5)を加え混ぜ合わせる。


<温野菜サラダ>
キャベツ、トマト、胡瓜を一口大に切り、沸騰したお湯に入れ、30秒ほど湯がいた後、水を切る。
オリーブオイル、塩、米酢、胡椒、ポン酢を好みの量だけ混ぜ合わせ、ドレッシングを作り、湯がいた材料にかけまわすだけ。


夕食を全面的に任されてから4か月になります。
ポリシーとしては、いわゆる男の料理といった豪快さや奇抜さではなく、ごくありふれた、食材のバランスと色取りを重要視した、一般の家庭料理を心がけてきたつもり。
と、カッコいいことを言いながら、今だにビギナーの領域で、大ネタのメニューは手がけていません。

“下手は切らず、上手は切らず”という言葉があります。
料理上手は包丁の使い方をよく知っているのでで手を切ることはない、そして料理下手は包丁を恐れるあまり手を切らない、と言う意味だそうです。
で、この4か月の私は調理の段階で手を切ることはありませんでした。
勿論、ヘタッピーだから...ですね。

ところが今日、包丁を洗っている時に結構深く指先を切ってしまいました。
料理はすべて終わり、鍋やまな板ボウルなども洗い終わり、最後に...。
これって多分下手は切らず(料理下手の段階)を卒業したから切った...とは言い難いですよね。
いつまでたっても...でした。
(そして、男は血を見ると結構ビビります)

以上です。

梅雨入り間近

2009-06-04 19:52:26 | デジ散歩
もう梅雨入り間近。
庭の紫陽花“墨田の花火”が幾分恰好がついてそれらしくなってきました。

今年の我が家の紫陽花たちは去年の剪定が適切でなかった所為か、いま一つの咲きっぷりです。

毎日の散歩コースを少し外して足を延ばして見ると、こんな花を見かけました。

<ヒルザキツキミソウ>
アカバナ科マツヨイグサ属に属する多年草である、とwikipediaにありました。
黄色の待宵草より少し華やかさがあるような感じがします。


<紫陽花>
古い寺の脇道に、これは自生の紫陽花でしょうか。
かなり濃い紫色が目を引きます。


<庭石菖>
これは先日の薄紫のとは違って白い花弁。
ごく小さく見逃しがちですが、よく見ると結構メリハリがあって、何かを主張しているような花です。
うっかりすると踏みつけてしまいそうな花。

●庭石菖荒れ寺に来てにじり寄り 楓山人

今日はこんな日

2009-06-02 14:35:50 | 今日の事
今日は何の日?
と、ヤホーやゴーグル...で調べたところ...

▲横浜港開港記念日,長崎港記念日
1859(安政6)年、日米修好通商条約の締結により、それまでの下田・箱館(函館)のほか、横浜・長崎の港が開港。
今から丁度150年前。

▲裏切りの日
1582(天正10)年、本能寺の変で、織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害。
中国の毛利攻の羽柴秀吉応援を命じられた明知光秀は、進軍の途中で道を変更し、本能寺の織田信長を襲った。

でした。

で、『本能寺の変』
襲撃を知った信長は近侍の森蘭丸に誰の襲撃か尋ね、光秀と聴くと「是非に及ばず」と応えて自害したと伝えられています。

「是非に及ばず」の意味は、
当否や善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。
どうしようもない。
しかたがない。
やむを得ない。
光秀なら用意周到であるから逃げ道はないし仕方がない、と思った。
...etc.

司馬遼太郎は「国盗り物語」の中で、このように書いている。
相変わらず言葉が短すぎ、意味はよくわからない。(中略)人間五十年下天ノウチニクラブレバ夢マボロシノゴトクナリ、という小謡の一章を愛唱し、霊魂を否定し、無神論を奉じているこの虚無主義者は、まるで仕事をするためにのみうまれてきたような生涯を送り、いまその完成途上で死ぬ。是非もなし、と瞬時、すべてを能動的にあきらめ去ったのであろう。
いろいろ解釈のある中で私はこれ納得できるような気がします。

しかし、越前朝倉攻めの際に、浅井長政の謀反を知ったときにも、「是非に及ばず」と言ったとも言われているそうです。
まてよ、これは彼の口癖だった...?
イヤ、多分信長は常にそのような死生観を持ちながら突っ走っていたのでしょうか。

ちなみに、「直江状」でも家康の言いがかりに対して「是非に及ばず候」と言っています。
とすると、当時戦国期の武将たちはこのような言葉を口にすることが多かったのでしょうか。

直江状
直江状について書いているサイトリンクしています。(ご参考にどうぞ)



<国盗り物語・後編/司馬遼太郎>

菜園、庭園

2009-06-01 23:47:28 | デジ散歩
今日は“衣更え”
GW以降、夏日も真夏日もあったので我が家はすでに大分前から夏衣。
先日花を咲かせた野菜類に小さな実が付いています。

<ミニトマト>
実が4個。
他にも花が順次咲いているので、追って実が生るものと期待。


<茄子>
実は1個だけです。




<ラッキークローバー>
去年より半月ほど早く咲き出しました。
葉の形状は四つ葉のクローバー。
去年も「ラッキークローバー」でブログに書きましたが(6/14)、その日岩手/宮城内陸部大地震が発生してしまいました。
今年はいまのところ日本国内ではそのようなことはなさそう?


<カラー>
これは数年前、娘のmari-sanが勤め先で何かの記念にと言うことで、貰ってきたもの。
それからずっと花が咲かず、いつの間にか忘れていたものでした。

里芋(さといも)科
南アフリカ原産。日本には江戸末期にオランダから渡来
メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に、また修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられた、と
別名「」(かいう)”海を渡ってきた里芋(サトイモ)”という意味?
また、水芭蕉やアンスリウムと間違えられやすいようです。

災害は忘れた頃にやってくる、と言いますが忘れた頃に咲いてくれた花...災禍など起こらぬ様、と願いたいものです。

●花海芋うす紅の掌をかざしけり 楓山人