2月10日(水)晴れ【マイペースに生きる重要性】
今日もあっという間に一日が過ぎゆきました。片付けやら来客の応対やら工事の件やらなにやらかにやら………
御来訪の皆様の一日はいかがでしたか。しかし、まだ夕方の6時ですから、まあ、これからいろいろと帳簿の整理やら手紙書きなどなんとかできそうですね。
このブログも書かなければ、時間はそちらに使えますが、ちょっとだけマイペースということについて、昨日から考えていますので、書かせていただきましょう。実は昔の友人が、脳梗塞で倒れてしまったということを耳にしました。ほとんど会う機会のない友人ですが、若いころ、共に修行した仲間であり、私よりもはるかにしっかり者の方です。
彼女は、他の人を表で活躍させるために、蔭で働きどおしだったのではないかと推測できる面があります。はたしてそのせいによる脳梗塞という結果かどうかは分かりませんが、私は自分自身の生活からもマイペースで生きる、生きられる、生活できる、ということは、この命をできる限り安全に生かされるために重要なファクターではないかと、思ったのです。
私自身最近の経験でも、30代の女性とともに暮らさなくてはならず、それはかなりきつかったです。年齢差もありますし、育った環境も価値観も大変に違いますから、自分ひとりのペースで生活しているときとは随分違いました。折り合っていくことも大事でしょうが、あまり無理をしますと、精神的な苦痛だけではなく、身体的にもかなりの苦痛が生じます。それはお互い様です。相手にとってもそうでしょう。
一つ屋根の下に暮らす必要性がなければ、割り切って無理をすることはやめるべき、と、痛感しています。特に年をとってから無理することはありません。
あまりに物の捉え方が違うときがありまして、ご本人は自分が正しいと考えて、私を非難したことがありました。数回そのようなことがありましたが。そのときに心拍数を計ったところ、通常は60から70なのに100にもなっていて驚きました。わざわざ計ってみて、そのことを知ったこともよかったです。
「オイ、オイ、ソレハナイダロウ」と、後期高齢者としては、言いたいところです。
できるだけ気持ちよく生きられるように努力することは、自分の命の管理者、命の責任者として大事でしょう。
私も住職としても、あまりに難問が後から後からありますので、東宝名人会の落語のCDを買いました。唐突に話は飛ぶように、ご訪問の皆様は思うでしょうが、笑いは命の活性化に大事です。
空を見上げたり、落語を楽しんだり、マイペースですね。お互いに、ワッハッハで参りましょう。御機嫌よう。友人の回復を祈るばかりです。
(「東宝名人会」のパンフレットの左隣は、私の椅子の上で、自由気ままにマイペースで寝ているハッピーです。)