8月3日(火)晴れ【二人の遺伝子学者に学ぶ 可視界以外の世は?】
今朝は、秋の気配を感じる涼やかな風が吹いていて、しばらく風に吹かれていました。いつまでも吹かれていたかったですが、今日はご葬儀がありました。この頃は、コロナ禍のせいでお通夜はなさらずに、ご葬儀だけというケースが多いようですが、今日もそのようなケースでした。
このような場合は、通夜説法ができませんので、ご葬儀の前にお話をいたします。特にこの度見送る方は、自分が死んだということをわかっていないのではないだろうか、と家人が心配していますので、参列の方たちに向けてというより、あの世に帰りゆく人に向かっての説法をいたしました。
かつて、あの世に帰り切れない人たちとの交流をさせて頂いた経験から、私はこの世で終わりではない、どのような状態であるかは分からないけれども、死後の世界のあることを否定することはできません。お蔭様で、ご葬儀はあの世に帰りゆく人のためにこそある大事な儀式であると思っています。
このようなことを言いますと、あの世なんてとんでもない、とおっしゃる方がほとんどかもしれません。しかし、あの世はあるという方もいらっしゃるでしょう。実にいくつもの考えがあって当然と思います。
さて、先日、『生命とは何か WHAT IS LIFE』という本を読みました。「たった5つのステップで生命の本質がわかる」という帯の文句にも興味がありました。著者はポール・ナースという先生で、ノーベル生理学・医学賞を受賞なさっている方です。(ダイヤモンド社 竹内薫訳)
彼は人間のみならず多くの生命体を分析し、分析し、生命とは何かを追及しています。彼はキリスト教で説く創世の神話には懐疑的です。創世記には、「生命がほんの数日間で創造された」とあるそうですが、科学的な見地から、神話的な見方は一切否定されてしまうでしょう。
さて、もう少し書きたかったのですが、眠くてダメです。もう一人の遺伝子学者は、村上和雄先生です。
このお二人を比べますと同じ遺伝子学者といっても、非常に違う視点を持っていて、非常に面白いと思いましたので、死後の世界はあるか、無いかの話にもかかわりますので、参究してみたかったのですが、あまりの眠気で続けられません。そうでした、ご葬儀から帰って来てからオンライン眼蔵研究会に参加していたのです。もうだめです。疲れ切りました。おやすみなさい。