3月15日(火)晴れ、暖か【ロシアの侵略戦争をフェイクだという恐ろしさ】
ポルトガルに住むオーストリア人の友人から、国際電話が入りました。
「ウクライナの仕掛けたことで、すべてフェイクよ、マスコミに騙されてはダメよ、waku up 目を醒まして」というような内容であった。何を言っているのだろうか、この人は、と思ったが、彼女は大変押しの強い人間で、何事においても自分は正しいと思っているタイプなので、「議論するのは止めておくわ、時がたてばわかるでしょう。」と私はこの電話を切りました。
彼女はなかなか聡明な女性ですが、はたして、このような「アイデア」をどこから、誰から、仕入れたのでしょうか。20代からの知り合いなので、彼女の為に心配してしまいました。彼女の周りには、このような考えを捏造する人々がいるということなのでしょうか。
彼女の為に心配して、共通の友人に相談してみました。彼女も心配していました。同じようなことを言っていたそうです。
この考えがどこから出ているのかーーーそれが分かりました。
次の記事にそれがありました。
“プーチン擁護メール” が続々と…評論家・古谷経衡氏が警鐘「ウクライナ侵攻で “笑えない陰謀論” が復活した」きちんと叩かないと“第2のオウム真理教”を生む!(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
と題された記事の中にこの答えがありました。一部を貼り付けておきます。
しかし、インターネットの一部では、この侵攻自体をまったくの “フェイク” だとしたり、ウラジーミル・プーチン大統領とロシア軍によ る「正当な軍事作戦」だと主張する人々もいる。 《プーチンは悪くない!ウクライナ政府とDS(編集部注:ディープステート=世界を操る影の 政府)腐ってる》 《ロシアはウクライナで米国のディープステートが資金提供した生物学研究所を爆撃しました。MSM(編集部注:既存のマスメディア)が言っていることを信じないでください!》 《今、この現在もウクライナ軍が、自国民を殺しロシア軍の所為にしている。フェイク、プロパガンダ。ウクライナのナチスによって訓練された子供兵士は、西側による寄付のサポートで参戦。世界には知られていない》
と、このように、彼女が主張するようなことを言っている集団があるのですね。これも洗脳ですね。よろしかったら、アクセスなさってお読みくださいませ。
いろいろな考えがあっても良いと思いますが、この侵略戦争という事実を認めないことはおかしい。認められません。
しかし、思い込んでいる人を説き伏せることは、至難の業でしょう。英語での議論はなおのこと大変な労力がいることです。私の方が言いたいです、彼女に、Wake up! と。
ゼレンスキー大統領の必死な訴えの姿に、涙がこぼれました。ご健闘を祈ります。
しかし、日本も危ない、もし、プーチン率いるロシアが勝てば、日本の隣国ロシアも隣国中国も、日本を狙ってくるということを忘れてはなりません。
平穏な日々は、実は奇跡なのです。
ウクライナ大使館への寄付:三菱UFJ銀行 広尾支店 普通預金 0972597 エンバシーオブウクライナ