6月21日(火)曇り 暑い【アインシュタインの嘆き】
昨日月曜日はNHKの「映像の世紀」を途中から見ることができた。ユダヤの人々が、第二次大戦後現在のイスラエルの地を手に入れて、それまで住んでいたアラブの人々を暴力的に追い出して、パレスチナ紛争が現在も続いている状況を映像で追っていた。多くの子どもたち(おそらく)が殺されて横たわっているシーンから見たのだが、正視出来ないシーンであった。
ユダヤの人々が、潤沢な資金を背景にアラブの人々や、その生活を武力で脅かし続けていることに、アインシュタインは嘆いていた。彼は、ナチスから迫害を受けた経験を持つユダヤ人が、アラブの人々に同じような暴力的な行動をとっていることを嘆いていた。彼はユダヤ人もアラブ人も仲良く暮らし合うことを夢見ていたのである。大統領にという申し出を彼は受けることはできなかった。
第二次世界大戦で原子爆弾の製造のきっかけをつくったアインシュタインは、死後もそのことを嘆いていた。それは私が30年くらい前、浦和のお寺に住んでいた時、霊界とのつながりが深く、この嘆きをキャッチしたので、忘れられないことであったが、ユダヤ人の彼はパレスチナ紛争についても、生前嘆いていたことを、この番組で知ることができた。
おそらく彼は霊界において、世界の平和の為に、必死で働いていてくれるのではないだろうか。この度のロシアによるウクライナへの侵略戦争においても、核が使われないように、必死になっていてくれるだろうと思っている。
だれもが予測できなかったように、この戦争も終わりを告げる日が必ず来るに違いない。