11月29日(火)曇り【猫は言葉を分かります】
今日は、隣の檀家さんのご葬儀で、早くに出かけなくてはなりませんでした。毎朝二匹の猫ちゃんは境内散歩に出してあげるのですが、一時間で帰ってきてくれないと、午後まで外にいなくてはなりません。
「今日はお出かけだから、早く帰って来なくてはいけないよ、一時間だけよ。わかった、分からなかったら、出してあげないよ、だいじょうぶ???」と言い聞かせましたら、二匹とも「ニャー」と答えましたので、玄関の戸を開けてあげました。
いつもは、二、三時間は帰って来ないのですが…………
帰ってきました、三十分で。やはり言われたことを分かっていたようです。タローはかなり私の言葉を理解することが多いのですが、ハッピーは遊ぶことが大好きなので、あまりいうことを聞かないのですが、帰ってきました。やはり言葉を理解したと思います。
働き続けた隣の友、檀家さんのおじいちゃんの体は、ついに荼毘に付されました。四十九日の間、必ず皆さんにお別れに行くことでしょう。住職のところにも来てほしい、と頼みました。後から娘さんが来て曰く「一番寂しそうだったのは、お坊さんみたいだったね。」とお孫さんが言っていたそうです。