1月16日(月)雨、寒い【ゆめだいじ】
昨日は、当寺の新年祈祷会を勤めさせてもらいました。今年はもう新年祈祷会は、かなり大変なのでやめさせて頂こうかと思っていたのですが、三が日の『理趣分』を読誦し、それぞれのお家の所縁吉祥、諸縁吉祥、家内安全、などなど、祈祷させていただきましたので、そのお札をお渡しするための法要を勤めさせていただきました。
ウイルス感染がまた増えてきたようですから、檀家さんを5組に分散したり、椅子の間も空けたり、本堂は換気扇や、大本山永平寺推奨の光触媒や銀イオンのライトを置いたり、ウイルス対策をいくつか施しました。
ウイルスのことがありますので、参列の檀家さんは少ないのでは、と思いましたが、ほとんどの方が見えました。この地域の方々は大変にまじめです。
5回の法話と、ご祈祷で、あっという間に3時間がたってしまいました。
さて、なにが「ゆめだいじ」かというと、「夢大事」もそうですが、実は、次のような言葉を今年は檀家さんに配りました。
夢 ゆ 油断無く
め 免疫付けて
大 だ 大丈夫
い いつも心に
事 じ 慈悲の光を
先日ラジオで、コロッケさんという芸人さんが、子供の頃、お母さんが、部屋に「あおいくま」と書いた紙を貼っていた、というお話をしていました。なにが「あおいくま」かと言いますと
あ 焦るな
お 怒るな
い 威張るな
く 腐るな
ま 負けるな
こういうことだそうです。なかなかよいアイデアと思い、私もちょっと考えまして、「ゆめだいじ」を考え付きました。「あおいくま」ほどバランスは良くありませんが、「いつも心に慈悲の光を」は、仏教的な解説もできましたし、免疫についても、ちょうど二日前に私が尊敬するお料理の先生の本が届きましたので、毎日の食べ物が、免疫をつけるには大事な話などをさせていただきました。
そんなことで、今日はちょっと疲れが出ています。
また新たな株のウイルスが流行ってきているようです。春節以後の状況も心配ですが、皆さまも、油断なくお気を付けくださいませ。
慈悲の観音様と、最近つけた街灯です。