7月12日(水)晴れ【百一歳の最期】
昨日は、百一歳の長老のご葬儀でした。檀家さんの中で、一番の長老でした。そうして、私の理解者でした。
戦争の折、万里の長城の下で、銃撃され、体を弾丸が貫通してしまったのだそうです。
弾丸が体におさまらなくて、貫通してしまったのでよかったのかもしれませんね。終戦後一年たってから、帰還できたそうで、本当に良かったです。
それから、会社を立ち上げ、息子さんにバトンタッチして、後は悠々とした生き方のように見受けられました。
お寺にもたびたびお参りにいらっしゃいました。
そうして、入寺したての新米住職を、励まし、度々に寄付もしてくださいました。
お元気で旅立たれたと思います。大往生でした。
これで戦争体験のある檀家さんは、一人もいなくなりました。
お疲れ様でした。感謝しています。