【5月10日(土)晴れー韓国の旅(2)曹渓寺の潅仏会】
ソウルにある曹渓寺(チョゲサ)は韓国曹渓宗の大本山です。曹渓寺には10日(土)にお参りに行ってきました。お寺の中はたくさんの提灯が飾られていました。
奥に見える白い提灯は亡くなった人のためのものだそうです。
花で飾られたチョゲサの誕生佛。参拝の人たちが甘茶を自由にかけるのに、誕生佛の脇に、美しいチマチョゴリを着た信者さんが介添えをしてくれていました。
夜になると提灯に灯りがともります。
この夜は、信者さんによる三千回のお拝がなされるそうで、本堂にも境内にも、たくさんの信者さんが集まっていました。それぞれ自分がお拝をする拝敷きを 持ってきています。本堂内はお寺の拝敷きを使っていました。この三千拝は環境汚染をくいとめることを願っての礼拝行だそうです。曹洞宗ではグリーンプランという 活動がありますが、なかなかこれほどの規模にはならないです。それにしましても、三千拝するには、一晩中かかるそうです。朝までかかる三千拝を自らの淨行によって願う姿勢には頭が下がりました。
礼拝行は韓国の仏教信者さんにとって、身に付いた行としてなされているようです。そのような行を韓国の仏教信者さんは、伝統的に教えられているということは、礼拜によって苦しみから抜け出すことができた経験を持つ私としては、幸せなことだと思います。それにしましても三 千拝という回数はたやすいことではないでしょう。日本の仏教界でも、礼拜を信者さんにもっとお教えした方がよいと思います。自身にとって功徳のある行なのですから。
奥に見えるのはチョゲサの本尊様。手前は本堂に入りきれない信者さん。
灯りのともった提灯で飾られたチョゲサの山門。
門前の通りにも提灯は飾られています。この時期はソウルの町中がいろいろな提灯で飾られ、町中が潅仏会に彩られています。韓国の 潅仏会は、どうも日本のお盆に匹敵するような行事なのかもしれません。それで万灯供養もこの時期にするのであろうと思います。韓国の仏教行事について、い つかもう少し調べてみたいと思っていますが、今回はこの程度の紹介でお許しを。
ソウルにある曹渓寺(チョゲサ)は韓国曹渓宗の大本山です。曹渓寺には10日(土)にお参りに行ってきました。お寺の中はたくさんの提灯が飾られていました。
奥に見える白い提灯は亡くなった人のためのものだそうです。
花で飾られたチョゲサの誕生佛。参拝の人たちが甘茶を自由にかけるのに、誕生佛の脇に、美しいチマチョゴリを着た信者さんが介添えをしてくれていました。
夜になると提灯に灯りがともります。
この夜は、信者さんによる三千回のお拝がなされるそうで、本堂にも境内にも、たくさんの信者さんが集まっていました。それぞれ自分がお拝をする拝敷きを 持ってきています。本堂内はお寺の拝敷きを使っていました。この三千拝は環境汚染をくいとめることを願っての礼拝行だそうです。曹洞宗ではグリーンプランという 活動がありますが、なかなかこれほどの規模にはならないです。それにしましても、三千拝するには、一晩中かかるそうです。朝までかかる三千拝を自らの淨行によって願う姿勢には頭が下がりました。
礼拝行は韓国の仏教信者さんにとって、身に付いた行としてなされているようです。そのような行を韓国の仏教信者さんは、伝統的に教えられているということは、礼拜によって苦しみから抜け出すことができた経験を持つ私としては、幸せなことだと思います。それにしましても三 千拝という回数はたやすいことではないでしょう。日本の仏教界でも、礼拜を信者さんにもっとお教えした方がよいと思います。自身にとって功徳のある行なのですから。
奥に見えるのはチョゲサの本尊様。手前は本堂に入りきれない信者さん。
灯りのともった提灯で飾られたチョゲサの山門。
門前の通りにも提灯は飾られています。この時期はソウルの町中がいろいろな提灯で飾られ、町中が潅仏会に彩られています。韓国の 潅仏会は、どうも日本のお盆に匹敵するような行事なのかもしれません。それで万灯供養もこの時期にするのであろうと思います。韓国の仏教行事について、い つかもう少し調べてみたいと思っていますが、今回はこの程度の紹介でお許しを。
ご紹介有り難うございます。
キリスト教が政治的にも優遇されていますので、仏教も危機感を持って、真剣に取り組んでいる僧侶も多いということもあるようです。
大喜びで出かけて、団子を食べる・・・などという感覚でしょうか?
日本では仏教と言うと、無色、低温の感じがしますが、ここでは極彩色、熱さを感じます。一般的には前者は成熟期、後者は勃興期と考えられますが、日本の仏教は韓国経由ですから、逆ですね。日本の仏教は布教、社会への影響力行使でもっと熱くなって良いのではないでしょうか。
ファジーな日本人と、クリアな韓国の人という感じがします。概して言うことは問題がありますが。
韓国はキリスト教がかなり強烈に入り込んでいます。今の大統領もクリスチャンです。出世するには同じ教会に属していることも大事な状況があったりします。
そんな状況下で、僧侶も真の信仰に真剣にならざるを得ないことでしょう。また真面目に道を求め、修行している僧侶が多いことも事実です。そして修行できる環境もあるといえましょう。
日本の仏教がもっと社会に働きかけては、といいますと、地道に檀家制度を維持しているといえましょう。それも一役でしょう。厚い信仰、社会への働きかけといいますと、新興宗教におされぎみな観がありますね。