60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

水彩画教室(16)

2017年04月14日 08時34分59秒 | 美術

                        熱海

 水彩画教室に通い始めて5年以上、紆余曲折があって自分のスタイルが決まってきたように思う。そうなるまでには自分の弱点が大きく作用している。それは68才から始めたからか、筆を持つ手がゆれ、筆が上手くコントロールできないのである。そのため輪郭線など歪み、細かな描写ができず、絵に締りがなくなってしまう。そんな悩みを先生に言うと、「油性のペンを使ってデッサンしてみたら・・」とアドバイスをもらった。ペンは画用紙に接触するから、ある程度は意図した構図に描ける。そして絵の具も滲まないから多少色がはみだしてもそれなりに見える。「絵は自己表現だから、どんな道具を使って描いてもかまわない。線が上手く引けなければ定規を使っても良い」、そんな風に言われ今は定規も使っている。

 下の絵はこの半年で描いた25枚である。今はなるべく多く描くことで、色の調整や筆のコントロールを身体に覚えこませることを心掛けている。だから教室に行く時は事前に下絵を描いていき、教室では2時間で2枚を仕上げるペースで描いている。多少絵は雑にはなるが、限られた時間の中で勉強するにはこれが良いように思う。「さあ、この風景はどこをポイントに、どんな色で、どんな筆遣いで描けば良いか」、毎回毎回一枚一枚をいつも試行錯誤して描いている。だから絵を描いているときは夢中になるが、決して楽しい時間ではない。それが現実である。

  
 
                               秩父郡横瀬 寺坂棚田
 
  
 
                              秩父郡横瀬 寺坂棚田
 
  
 
                              秩父郡横瀬 寺坂棚田
 
 
 
                              秩父郡横瀬 寺坂棚田
 
  
 
                  行田市 新川村
 
  
 
                           東京ゲートブリッジ
 
  
 
                          東京ゲートブリッジ
 
  
 
                 銚子市 外川
 
  
 
         光をどう表現するか、先生に描いてもらったお手本
 
  
 
                 本郷通り東大前
 
  
 
                 多摩川 宿河原堰
 
  
 
                 小田原 早川
 
  
 
                  川崎 雑木林
 
  
 
                   多摩川
 
  
 
                 川越 時の鐘 
 
  
 
                  岡本民家園
 
  
 
                  静嘉堂文庫
 
  
 
                  所沢 仏蔵院
 
  
 
                   鎌倉海岸
 
  
 
                   鎌倉 江ノ電
 
  
 
               町田市 関屋の切り通し
 
  
 
                  町田市 小野路
 
  
 
                   農業公園
 
  
 
                 所沢 三富地区
 
  
 
                  所沢 多福寺
 
  
 
                新宿区 面影橋停留所