Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

痛ましい広島の土砂災害

2014年08月22日 | 日記

 8月22日(金)

 大都市、広島で発生した土砂災害はあまりにも被害が甚大で、自然災害の怖さを痛感させられた。被災地では平穏な日常が一夜にして地獄と化し、多くの方が犠牲になられ痛恨の極みと言う他はない。

 そんな中、警察・消防・自衛隊を始めとする人々が危険を顧みず泥だらけになって黙々と救命復興作業に邁進する姿は尊くて頭が垂れる。

 中でも被災者の隣人や同級生達が必死に救助活動する無償の行為を見て、こんな素晴らしい人々がいるのだと誇りすら覚え目頭が熱くなってくる。

 テレビを始めとするメディアも果敢に現地取材を試み迅速且つ詳細な情報発信してくれている。そんなマスコミに注文をつけるのはおこがましいが、行政批判をする前に、まずは詳細な情報を正確迅速に提供し被災者を勇気づける事を最優先させて欲しい。行政批判は災害に関する全ての情報の分析・検証を終えた後にやっても遅くはないのだから。

 それから不幸な現場で「今のお気持ちは?」何て言う馬鹿げた質問も止めてもらいたい。誰がどう見たって「楽しい。嬉しい。」何て言える状況では無いのだから。

 地震・津波・水害・火山噴火等、日本は昔から自然災害の多い国だ。だからこそこの国には、助け合い譲り合う優しい心根の人々が多く住んでいるのだろう。犠牲になられた方のご冥福を祈りつつも、この国に生まれて本当に良かったと思う。

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