8月31日(日)
今日の午後、落語を聞きに行った。会場は隣町にある小さな集会場で、お年寄りを主体に100人程のお客さんでほぼ満席状態だった。
演ずるのは「山遊亭くま八」というあまり名を聞かぬ若手落語家さん、最初見た時は若いお坊さんみたいな人だった。実は私、生で落語を聞くのは初めての体験、ブログのネタにでもなればと思って行ったのだが、少しは期待もしながら聞いた。
去年「二つ目」に昇進したばかりというくま八さんの落語は、前半は幾つかの小話、休憩を挟んで後半は怪談物で締めくくったが、正直な感想、期待ほどには面白く感じられなかった。
何というか一流芸人が発するようなオーラが感じられない。笑いのリズムにもう一つ乗れないのだ。私に落語を聞く耳が無いせいかも知れないが。
休憩時間にはアマチュアのマジシャンが手品を披露してくれた。この初老の男性マジシャン、実は妻の知合いなのだ。妻が週一通う英会話学校の同級生で I さんという方だ。
I さんの手品はアマチュアながら中々の腕前、くま八さんの落語よりお客さんには受けていたような気がした。しかし落語は江戸時代から伝わる伝統芸能の一つ、一度は都内の寄席に出掛けて一流落語家の話を聞いてみるのも良い体験かも知れない。
山遊亭くま八さん(写真は別の会場)
手品を披露する I さん