Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

アルバムの中に青春の自分が居た。

2014年10月05日 | 日記

 10月5日(日)

 我家には登山関係の写真アルバムが30冊以上ある。デジタルカメラになって以降、それは殆ど見る事も無く棚の一角で埃を被っていたのだが、ブログで使う為久し振りにページを開いて見た、

 そこには若い頃の私の姿があった。体力だけは誰にも負けぬと夢中になって山に登っていた私は、正に人生の青春に居たのだと思う。戻れるものならあの頃の自分に戻りたいなあ。・・・・

 何て事は全然思わない。「歳月が経てば苦しい事は忘れ、楽しい思い出だけが残る。」何て言う人も居るが、あの頃の私は仕事でも私事でも悩みの種は尽きず、山が無ければ人生の落伍者になっていたんじゃないかと今でも苦しさ辛さが記憶に残っている。

 それを思えば身体は動かなくなったけど、精神的には今の方がズッと自由で気楽な人生だ。仕事に行きたきゃ行くし、嫌なら辞める。山に行きたきゃ行くし、嫌なら行かない。

 それに大して取柄の無い私はこのお先真っ暗のせち辛い世の中で、他人を出し抜いて生きて行く自信が無い。そういう意味じゃ今の若い人は本当に気の毒だ。全く良い時代に生まれたものだと自分の僥倖を感謝する。

 三十数年前に、仲間3人と正月の中央アルプスを縦走した時

 縦走を終えた後、一人で冬の御嶽山を登った。

コメント
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