10月6日(月)
「ブログネタ困った時は映画館」ヘタな川柳じゃありません。ブログのネタが枯渇した時は近所の映画館へ赴き、映画批評でお茶を濁すという私の常套手段を一句詠んだのです。で、今日観たのは「ミリオンダラー・アーム」という米国映画、野球未開の地インドで素質ある青年を見つけインド人初の大リーガーを育ててようという突飛なストーリーが面白そうだったので。
主人公はヤル事ナス事裏目に出て破産寸前の冴えないスポーツエージェントの男「J・Bバーンスタイン」、ある時彼はインドで盛んなクリケットの試合をテレビで観て、インド人初の大リーガーを売り込もうと思い立つ。
彼はインド各地でピッチングコンテストを開催して二人の有望な青年を見つけ、大リーグピッチャー候補として米国へ連れて行く。二人の青年は素質はあっても野球は素人、インドと米国の文化の違いにも戸惑いながら練習に励み、苦労の末大リーグに入団するというサクセスストーリーです。
予備知識の全く無かったこの映画だけど、切なさ、可笑しさ、もどかしさ、愛おしさが盛り込まれとても楽しめる映画でした。そして現実離れした話なんだけど、この映画は実話を基に作られているのです。モデルとなったインド人大リーガーの二人が最後に登場するのも一寸感動させられます。