7月31日(金)
去年の9月から働き始めた遺跡発掘の現場仕事も、今日退職の日を迎えた。(実情はクビだけど)働いた11か月間は長かったようで、終わってみればアッと言う間の気がする。
暑さ寒さの厳しい野外作業は肉体的にきつい面もあったけれど、仕事自体はストレスも無く楽しかった。仕事とは労力を提供して報酬を得る行為であるが、この仕事で得たものは、そればかりじゃなかった。
現場作業のアルバイトという「歩」のような存在だったが、事業目標完遂に向け組織の一員として頑張る事はそれなりにヤリガイや達成感もあった。でも一番の収穫と思えるのは、仕事を通じた作業員仲間どおしの交流ではなかったろうか。
作業員には若者からお年寄りまでいろんな人が居たけれど、こういう3K仕事を進んでやろうという人は基本的に真面目で頑張り屋さんが多いように感じた。
例えハンディがあろうと無かろうとできる範囲で頑張る人に、私は好感を持つのだが、作業員にはそんな感じの人が多かった。人付き合いのヘタな私は誰とでも仲良くなれた訳では無いけれど、其れでもいろんな人と知り合えた事が仕事のモチベーションを高めてくれたような気がする。
仕事の最終日だった昨日は少し学校の卒業式みたいな雰囲気で、名残惜しい気分もあったけど、ここで知りあえた人達とは又何時か何処かで再会できるような気がする。
仕事を辞めた今、とりあえず一番の痛手はブログネタの主要なソース(トンカツにかけるソースじゃ無くて、情報源という意味です。)を失った事だ。今までは何とか二日に一回ペースで発信してきたけれど、今後ネタの枯渇は明らかで、ペースダウンは免れそうにない。