Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

ホタル見物で安曇野へ

2015年07月05日 | 旅行

 7月4日(土)~5日(日)

 数日前から本格的な梅雨模様の天気となったようである。楽しみにしていた週末のテニスもできないから、急遽、安曇野へ出掛ける事にした。実は今、安曇野で古民家暮しをしている山の先輩 I さんから「池田町で7月4日までホタルを鑑賞するホタル祭りをやってんだけど遊びに来ないか。」とメールで誘われてたのだ。

 今回はホタル見物が目的なので朝飯を食ってから我家をノンビリと出発する。最初に向かったのは埼玉県北部の神川町にあるヤマキ醤油、美味しい味噌や醤油、豆腐など売ってるからどうしても行きたいと妻の強い要望である。

 ヤマキ醤油の工場と直売店「御用蔵」

 ヤマキ醤油の醸造樽

 

 先日訪れた日高市の弓削多醤油と同様に、売店食堂があり工場内も見学できる。しかし施設の規模はこちらの方が数倍大きく品数も豊富だ。ネット通販もやっているそうだから興味ある方はご覧あれ。

 ヤマキ醤油で買い物を済ませ、国道254号沿いにで安曇野へと車を走らせる。国道沿いに「富岡製糸場」の看板がやたら目立つ。「見物しようよ」と又妻の無茶ぶり、「気は進まぬが、世界遺産だし一度位は見るのも悪くは無かろう」と立寄る事にした。

 富岡製紙場入口

 製紙場周辺は門前町の賑わいで大勢の観光客が行き交っている。大人1千円の入場料金を払って我々も見学する。流石は世界遺産、製紙場は予想以上のスケールで、明治初期によくこれ程の工場を造ったものだと感心する。ここで生産された絹織物が世界へと輸出され、日本の近代化に大きく貢献したのだと実感できる。一度は見る価値はありかな?

 製糸場内の織物工場

 製紙場見学を終えると一路安曇野へと向かう。夕刻5時頃、池田町にある I さん宅の古民家に到着した。ホタル見物まで時間があるので、古民家脇に立つ木から梅の実を皆で収穫する。「これで明日梅ジャムを作ろう。」と I さんが言った。

 梅ジャム作りの為の梅もぎ作業

 PM7時過ぎ、ホタル見物へ向かう。小さな渓流でヒッソリ静かに見物するのかと思ったら、大勢の見物人が押しかけて迷子が出る程の賑わいだ。ホタルが飛び交う場所は住宅地そばの小さな水路で、数十匹のホタル(地元情報では700匹ほど生息しているという。)が、青白く淡い光を点滅させて飛び交っていた。

 ホタルまつりで賑わう露店

 光の乱舞を撮ろうとしたが、私の馬鹿チョンデジカメじゃ歯が立たずタダの真っ暗闇、三脚に高級デジカメを据えて撮影してる I さんから譲ってもらう事にして写真は諦めた。

 ホタルが描く幻想的な光( I さん撮影)

 ホタル祭りのポスター

 懸念した雨も降らず、久方ぶりに見るホタルの光の競演はとても幻想的で、遠路はるばる見物に来た甲斐があったというものだ。

 翌5日は、朝から梅ジャム作りの作業に励む。途中から嫌気が差してきた私は作業から離脱してテレビや読書で時間をつぶす。 I さんと妻の二人が頑張って昼前には梅ジャム作りを終えたようだ。

 お昼頃、今年の4月に訪れてすっかり気に入った池田町のレストラン「岳樺」へ行きランチセットを食べた。手作りの梅ジャムをお土産にいただき、 I さんとはここでお別れする。彼は8月末まで安曇野生活を楽しんで自宅へ戻ると言う。 I さんお世話になりました。又遊びに行きますんで、よろしくお願いします。

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