7月1日(水)
遺跡発掘現場の仕事を私が休んだ数日前に職場で安全教育(月に1回実施)が行なわれ、その席で会社側から次の事柄が話されたようだ。
※ この仕事は8月一杯で終了します。
※ 7月一杯で人員を半分に削減します。
そして担当のSさんから私の携帯に直接電話がかかった。「重要なお話です。」という前置きで上記の内容を説明され、更に「8月まで残るのは、出勤率が高い方になります。7月で辞める方については新たな仕事を斡旋します。但し遺跡発掘の仕事は、現在都内にしかありません。流通倉庫の仕事であれば明日からでも働けます。今週中にどうするか決めていただきたい。」という内容だった。
先日のブログにも載せたとおり、夏に長期北海道へ行くので7月一杯で辞める心づもりだったから、その場で「7月で辞めます。」と言おうと思ったが、 一瞬姑息な計算が働き、「辞めるにしても自分から辞めると言うより、会社都合で辞めた方が何かと得ではなかろうか。」と思い、判りましたとだけ答え、返事は保留した。
いずれにしても作業員の中で、出勤率が最低ランクの私に残留の余地は無い。優しげな言葉で解雇を告げられたも同然だ。軽いノリで始めた仕事だけれど、遺跡発掘とは何たるかも知り得たし、作業を通じていろんな人とも知り合えた。そして多くのブログネタにもなった。暑さ寒さで辛い時もあったが、この仕事を体験出来て本当に良かったと今は思っている。故に又、職場を離れる一抹の淋しさもある。
今週は私の班が清掃当番なので現場の掃除をするのも明日が最後になるだろう。お世話になった感謝の気持ちを込めて、現場のトイレを綺麗に掃除しよう。