7月21日(火)
クソ暑い先週末に、上野の国立博物館に行ってきました。「美術館や博物館巡りはゲージュツを愛する私の趣味ですから」なあ~んて言いたいところだが、新聞販売店からタダ券を貰っただけの事
鑑賞したのは「クレオパトラとエジプト王妃展」、本当はプロ野球西武ドームのチケットが欲しかったけどこれだって自分で買えば1600円もするから新聞販売店のオジサンに感謝しなくっちゃネ。
古代エジプト王朝は紀元前3000年前から約3000年まで続いたそうだが、展示品されていたのは最後の王妃、クレオパトラをはじめ歴代の王妃をテーマにした約180品の品々で、あまりにも昔の物だから解説文を読まなきゃ価値が判らないというのが本音です。
でも色鮮やかな腕輪やネックレス等、これを古代の美しき王妃が身に着けていたのかと思うと、どのような人々であったかと古代ロマンに想いが巡る。
意外だったのはこれらの展示品の所蔵先は殆ど欧米諸国で、ご当所エジプトの所蔵品はごく僅かしかない。植民地時代に殆ど略奪されてしまったんだろうね。
しがない土方アルバイトの私にとって、ゲージュツやビジュツ等はっきり言って「豚に小判」「猫に真珠」だが、判っちゃいないのに判ったふりして小難しい顔で時には「ンー、なるほど」といった風情をする。そんな自分が時としてちょっと恥ずかしい。