7月6日(月)
ここ数日は梅雨模様の天気が続く。テニスも出来なきゃジョギングも出来ない。暇だから映画館へ行った。今日観た映画「愛を積むひと」は、北海道で第二の人生を過ごす中年夫婦の愛と絆を描いた感動ドラマ。
行き詰った町工場の元経営者夫婦という設定の割には、夫婦役の佐藤浩市と樋口可南子&娘役の北川景子が美形過ぎてリアル感にヤヤ難ありだが、夫婦役の二人がとても自然な演技だし、娘はパーフェクトな美貌だから良しとしましょう。
荒筋は次のようなもの・・・北海道美瑛町の美しい田園地帯に移住して第二の人生を過ごす仲の良い夫婦、しかし妻が重い病で突然この世を去る。「家の周りに石壁を築いて欲しい。」という亡き妻の遺言を託された夫は、黙々と家の周囲に石を積み上げていく。
父親と確執する娘(北川恵子)や、石積みを手伝う不良青年(野村周平)とその恋人(杉咲花)、恋人の父(柄本明)母(吉田羊)等の人々が、夫と深く係っていくのだが、そのストーリーに哀しみや絶望そして希望や涙が織り交ざり、観る人に感動を与えるとても好感のもてる映画だった。私的には◎丸のお勧め映画です。
映画の夫婦は私と同年代なので、夫婦の情愛にも共鳴するものがあった。観終えた後、私も妻に優しく接して仲睦まじい夫婦であらねばとの思いを強くしたが、又ブツブツ小言を言われたら、プッとふくれて夫婦喧嘩になってしまうんだろうなあ。