10月23日(金) 天気=曇り時々晴れ
08:10馬越峠→ 09:04~12天狗山→ 10:001979mピーク→ 10:54~11:42男山→ 12:341979mピーク→ 13:23~38天狗山→ 14:20馬越峠
テニス仲間のKさんが計画して、信州の天狗山~男山へ出掛ける事になった。当日参加者はK夫妻、S夫妻、Yさん、 I さんそして我々夫婦の計8名、久し振りに賑やかな山行になった。
今朝は何だかスッキリしない天気で、登山口へ向かう関越道では小雨がパラついた。AM8時頃、信州川上村と南相木村の境にある登山口の馬越峠に着いた。今日はここから天狗山を経由して男山まで往復する。どうやら天気は回復模様で雨の心配はなさそうだ。
登山口の馬越峠(駐車4~5台可)
峠の標高が既に1600mあり、目的地の男山まで直線距離で3キロ程しかないからコリャ楽勝と思ったが、イヤイヤ意外に難コースであった。出発してまずは天狗山へ向う。距離は短いが山頂直下は急登で、最初からしごかれる。到着した天狗山(1882m)は霧に包まれ寒々として冷たい風が吹き抜けるので、一息入れただけで通過する。
天狗山からは岩稜の降りで、何箇所もロープが張られた岩場がある。最低鞍部までの標高差300m近くあり、帰りは此処を登るのかと、些か気が重い。登山道の南側山麓にゴルフ場が広がっているが、休日なのか廃業したのか全く人気がない。
天狗山降りの岩場
天狗山の西側岩壁
天狗山と男山の中間地点にある1979mのピークは、無名峰で標識も無ければ展望も無い。だがこの先の岩稜の尾根道には、男山、天狗山双方を展望するビューポイントがあった。ビューポイントの岩稜を降った地点に、御所平へ分岐する道がある。此処に男山→0.6kmと記された標識が設置されているが、これは間違いで0.06kmが正解、分岐から60m程の登りで男山(1851m)に到着した。
天狗山~1979mピーク間鞍部の穏やかな尾根道
同じく苔むした岩場のトラバース道
ビューポイントから男山(左のピーク)
同じく天狗山
山頂からは素晴らしい展望だが、雲が多くて遠くの山々は見渡せない。でも暖かな陽射しの楽しいランチタイムになった。約1時間の滞在を終え、山頂を後にする。天気はすっかり回復し、爽やかな秋晴れの道になった。
男山山頂
山頂から小海線沿いの山麓
戻り着いた天狗山の山頂に独りの中年男性が居た。話をすると彼は地元川上村の人で。週に一度はこの山に登り、登山道の整備補修を無償でやっているとの事、こういう方が居てくれるから我々も安心して山歩きができる。全員の口から異口同音に感謝の言葉が出た。
天狗山山頂
天狗山から男山方面
天狗山から車を停めている馬越峠に戻ると、南相木村公営の「滝見の湯」へ向かう。ここは谷間にある静かな日帰り温泉で、施設は綺麗で料金も安く(¥450円)とても感じが良い温泉だった。
温泉から上がると帰宅の途につく。上り関越道の渋滞情報にヤキモキしたが、それ程の混雑も無くスンナリ戻る事ができた。今日歩いた山々は、正に「山椒は小粒でピリリと辛い」とでも例えればいいのか、短い距離ながら変化に富んで面白い山歩きができた。(逆に言うと、けっこう疲れた。)、又こんな山行やりましょうよと言葉を交わして、メンバーとお別れした。