Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

宇宙スペクタクル映画「オデッセイ」は最後に興ざめ

2016年02月12日 | 映画・コンサート

 2月12日(金)

 昨日映画館へ出掛けたら、やけに混んでいる。平日なのにおかしいなあと思いよく考えたら建国記念日で祝日だった。毎日ホリディ無職の身では、今日が何の日すら判らない。コリャいよいよ認知症予備軍かな。

 勿論映画館へは魚を買いに行った訳では無く、観たい映画があったからだ。それは「オデッセイ」という宇宙スペクタクルもの、私はこういう現実離れした映画が大好きなのだ。

 荒筋は、火星で有人探査中のアメリカNASAの宇宙飛行士達が嵐に巻き込まれ緊急脱出するが、アクシデントでマット・ディモン扮する主人公の宇宙飛行士が1人火星に取り残される。

 その危機的状況から如何に主人公が生き抜き救出されるかというのがこの映画の見所です。火星の地形が実にリアルで美しい映像、多少の無理偏はあるものの、ストーリーもドキドキさせられる場面が多く面白かった。

 しかし終末に、中国のロケットが救出物資を積んで飛立ち窮地を救うというシーンにはチョット違和感を感じずにいられない。

 宇宙ステーションでNASAと協力関係にある日本や欧州のロケットなら判らぬでもないが、競争相手で技術協力さへ全く無いアノ中国が機密技術の塊であるロケットを易々と差出す何てありえへんやろ。このシーンは明らかに中国への露骨なゴマすりだ。

 映画を製作した会社や監督は、中国から莫大な資金援助でも受けていたのか。それとも膨大な中国市場を意識して製作されたのだろうか。せっかくの良い映画が、これで一変に興ざめした。

コメント
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