11月10日(木)
11月6日のブログで、「断捨離第2弾、コッフェル譲りします。」と発信したが、さっそく山の先輩 I さんから譲り受けたい旨の電話があった。それもコッフェルでは無く、登攀用具が欲しいとの事だった。
I さん確か私より5歳位年上のイイ年齢、なのに無謀にも岩登りの再挑戦か?・・・と危ぶんだがそんな事は無く I さんは夏の間安曇野の大きな古民家で避暑地暮しをしているのだが、敷地内には木々が繁っておりその剪定作業の為に登攀用具を使いたいのだそうだ。
「登攀用具の中で残っているのはハーネス(腰に巻くベルトでザイルと結び墜落を防止する。)くらいですよ。」と返事をしたら、是非それを欲しいとの事で、さっそく翌日には手土産を片手に我が家へ受取に訪れた。
若い頃は登山に情熱を燃やした I さんも今や中高年世代のど真ん中、クライマーの面影は殆ど残っていない。腰にハーネスを試着したその姿に「介護用具を装着したみたい。」と一瞬思ったが、それを口に出せば時々お世話になっている安曇野の古民家に、「もう泊めてやらないゾ。」と言われ兼ねないのでグッと堪えた。
ハーネスを試着した I さん