3月23日(金)
貧乏人の倅だったので小さい頃は満足なオヤツを与えてもらえず、お菓子代りに専ら煮干しを喰っていた。私の歯と顎が丈夫なのは、きっとそのせいだと思う。(貧乏人でも良い事があるもんだ。)
そんな生い立ちのせいか私は大の甘党で、特に煎餅やカリントウみたいに噛みごたえのあるお菓子が大好きだ。そして先日私の好みにピタリと合うカリントウをついに発見した。その名は「播州かりんとう」、地元のJA農産物直販所へ行った時一袋100円で売られていた。
これを何気なく買って食べたら、心地よい歯応えと控えめな甘さがコラボしてその美味い事と言ったら、これぞ私の探し求めていた究極の味だと確信した。その後他のスーパーやドラッグストアなどを探してみたが、播州カリントウを売っている店は何処にも無かった。
ネットで検索すると播州カリントウの起源は兵庫県姫路藩のご城下で、江戸時代から続く拘りの製法で作られた由緒あるお菓子であると記されていた。なるほど昨日今日造られたそこらのお菓子と、その辺が違う訳だ。
製造元は姫路市の常盤堂という会社で、そこのネット直販やアマゾン、楽天でも売られているが、それだと量が多過ぎるので私はJA直販所へ行く都度いつも3~4袋買っている。ホント~に美味しいんだから、騙されたと思って食べてみなはれ。
こんなに私が播州カリントウを宣伝すると、「お前は常盤堂の廻し者か。」と疑いの目を向ける方も中には居るかも知れぬ。しかし言っておきますが、私は一切この製造元に関わりが無く忖度もしておりません。もし仮に私や妻が少しでも関わっていたら、即座に職を辞す事をこの際ハッキリと申し上げておきます。・・・・・・アッ私は無職だった。