Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

坂本冬美コンサートで演歌に聴き惚れた。

2018年06月24日 | 映画・コンサート

 最近は美術館で名画を鑑賞したり、ピアノコンサートに出掛けたりと高い教養を身に付けつつある私だが、やはりグローバルな文化人としては大衆芸能も知らねばならぬと思い、大宮ソニックシティで公演された演歌の歌姫、坂本冬美のコンサートへ出掛けた。

 音楽業界の中では凋落傾向にある演歌だが、人気・実力とも兼ね備えた坂本冬美チャンだけに、2500人を収容する大宮ソニックシティ大ホールは、中高年を中心に超満員の盛況であった。

 大宮駅西口近くの大宮ソニックシティホール

 コンサート会場の大ホール

 冬美ちゃんの魅力は何と言っても艶っぽい歌声で、女性演歌の歌い手では断トツ私が一番好きな歌手である。その歌声を生で初めて聴けると思うと、期待に胸が膨らんだ。

 今回の公演チケットは早く申し込んだつもりだったが、指定された席は1階最後列で、オープニングと共に現れた冬美ちゃんの姿が随分小さく見える。最前列付近の良い席は、どうも後援会の会員へ優先的に割り振られているようだ。双眼鏡を持ってくるべきだったと少し後悔した。

 演歌の歌姫とか冬美ちゃん何て言ってるが、彼女もデビューから32年、もう既に51歳になっていたのだ。だがその歌声は円熟味を増し、更に魅力的になっていた。

 彼女の持ち歌の中でも特に好きなのは「祝い船」と「まだ君に恋してる」の2曲だ。「祝い船」を聴くとそのコブシを効かせた歌声が、我々団塊男の魂を揺さぶり感動の涙が込み上げてくる。「まだ君に恋してる」を聴くと、恋心などとっくに枯れ果てたのに、切なくて涙が滲んでくる。

 冬美ちゃんのショーは歌だけでなくトークも抜群で、笑いあり感動ありのとても楽しい2時間のコンサートであった。ピアノのショパンも悪くはないけれど、昭和世代のオッチャンにはやっぱりコブシの効いた演歌が一番エエなあ~、冬美ちゃん又聴きに行くデェ。

コメント
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