世界中が注目した米国と北朝鮮の首脳会談だったが、終わってみれば期待外れもいいところで笑えぬ掛け合い漫才を見せられたような気分であった。
都合の悪い事は全てフェイクニュース、良い事だけは自分の手柄、そんな米国大統領と、棚からボタ餅で権力を世襲した横柄で癇癪持ちの北朝鮮首領様、こんな二人に、高邁な精神と知見を合せ持つ優れたリーダーの資質があるとはとても思えない。
あの会談はリーダーの資質に欠ける二人の指導者が、「俺はこんなに凄いんだゾ」と自国民にアピールするだけの為に催された、コメディーと言うか茶番劇だったのではとさへ思えてくる。過去の歴史に基づくならば、いずれ北朝鮮は屁理屈こねて約束事のちゃぶ台返しをやらかすだろう。
どうせ茶番劇をするのなら、トランプが「オイ正恩、お前デブで若僧のくせに生意気だぞ。」とツッコミ、「何だよゴリラ、お前だって口先ばかりの老いぼれじゃないか。」と正恩がボケをかまし、最後はド突きあい漫才でもやってくれた方が観ている方は面白かったのに。
そもそも朝鮮半島における諸悪の根源は、親子三代に渡り悪業の限りを尽くし北朝鮮をオカルト国家に仕立てた金一族の恐怖独裁政治に在るのだと思う。言い換えれば金一族の存在こそが、平和を蝕むガンみたいなものだ。「体制保証」などは論外で、金一族というガンを摘出する以外朝鮮半島に平和と安定をもたらす道は無いのではないか。
その為には北朝鮮国内から救国の勇者が現れて、彼ら一族を打倒せねばならないが、国中をがんじがらめにした恐怖独裁体制の中ではそれも中々困難だろう。しかしそれ以外に平和への道は無いのだから、実現に向けて関係各国はあらゆる英知と手立てを結集して欲しい。
.....もし私が北朝鮮の人間だったらこんなブログを載せただけで、公開処刑か収容所送りになっているだろう。北朝鮮はつくづく残酷で恐ろしい国だ。