Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

上野の東京都美術館で「プーシキン美術館展」を鑑賞

2018年06月12日 | お出掛け

 内視鏡検査の結果確認に先週都内の病院を訪れたが、それだけでは往復の交通費が勿体ないので、ついでに上野の東京都美術館で開催されている「プーシキン館展」を観覧した。

 病院での所要は午前10時前に終えたので、歩いて上野まで行こうかと思ったが、この日は朝から真夏のような暑さで渋谷駅に着いた所で諦め、山手線に乗り上野へ向った。

 上野駅から外へ出ると上野の森は平日なのに凄い賑わいだ。賑わいの主因はパンダ人気に沸く上野動物園にあるようで、人波の多くは動物園ゲートへと流れ込んでいる。

 美術鑑賞は3月にサントリー美術館を3月に訪れて以来3ヵ月ぶりだったで、私のゲージュツ心は飢え乾ききっていた。なあ~んてカッコつけたいが、朝日新聞販売店からタダ券を貰ったから来ただけの事、朝日新聞さんには普段ブログで辛口コメントばかりしてるけど感謝してます。ありがとう。

 上野動物園には及ばぬものの、東京都美術館の中はソコソコの混雑ぶりだ。来客の多くは中高年で、この人達も私のように何処かでタダ券を貰ったんだろうか。

「プーシキン美術館展」を、当初私はプーシキンという名の画家が描いた作品展と勘違いしていたが、ロシア国営のプーシキン美術館が所蔵する作品の絵画展であった。

 作品の殆どが17世紀から近代に至るフランスを中心としたヨーロッパの風景画で、モネやロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンなど、何処かでその名を聞いたような巨匠達の絵画が65点展示されていた。

 理解しがたい宗教画や抽象画と違い風景画なので馴染みやすく、説明書を横目に絵を見ていると何となく当時の時代の雰囲気や人々の息吹を感じるような気がする。

 約1時間余の観覧を終え外へ出るとお昼時であった。上野公園内の食事処は何処も高いし混むので、上野駅を跨ぐ高架橋上にある「かよい路上野店」でランチを食べる。ここは上野駅界隈では穴場的和食料理店で、店内は程々高級感がありその割に値段がリーズナブル、しかも混んでもいないので上野へ訪れた時に何度か利用している。

 焼き魚定食に生ビールを頼んで料金は1千円を少し超えたくらいだった。食事を終えると神保町のミズノスポーツまで歩いて行くつもりだったが、ほろ酔い気分で炎天下の街を歩き始めたら滝のような汗が身体中から吹き出し、「こりゃ着くまでに干からびちゃう。」と回れ右し、上野駅からおとなしく帰宅の途についた。

 東京都美術館入口

 館内の展覧会場入口

コメント
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