Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

富士見山登山のはずが、日帰り観光で身延山へ

2018年09月29日 | 旅行

9月27日(金)     天気=晴れ

 

 最近天候不順が続く中、今日は珍しく晴れの予報だったので急遽山梨県南部の富士見山を登る事にした。朝方我家を出発し、中央道を経由して中部横断道終点の六郷インターで高速を降り、国道52号から狭い山間の道を辿って富士見山の登山口へ車を走らせた。

 ところが登山口まで後2キロ程を残す地点で、通行止めのゲートに行く手を阻まれた。この先の道路が崩壊しており復旧工事をしているようだ。別の道は無いかとカーナビで探したが、車のすれ違いも困難な狭い山道ばかりなのでカーナビには道路すら表示されない。

 まごまごしてるうちに時間ばかりが過ぎ、何だか登る気が失せて結局登山は諦め引返した。とは言え山梨県まで遠出して、このまま帰るのも口惜しい。身延町で有名な場所と言えば・・・そうだ日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」が在ったと思いつき、そちらの方へ車を走らせた。

 身延山久遠寺は奥深い山中に大本堂を始めとする荘厳な建物並び立つ大寺院で、その厳かなる雰囲気は奈良の吉野や高野山にも劣らない。しかも寺院の中を無料で見学する事もできる。(但し撮影は厳禁、高い拝観料をふんだくる京都や奈良の有名な神社仏閣とはエライ違いだ。)

 久遠寺の境内

 身延山の山頂へはロープウェーが通じており、もう歩く気力は無かったので、観光の人となってロープウェーに乗車する。(大人往復1400円と若干割高料金)標高1153mの山頂には日蓮聖人が修行したという奥ノ院恩親閣が鎮座して参拝の人々で賑わっている。

 レトロ風な身延山ロープウェー

 ロープウェーから富士川の流れと遠く伊豆半島

 山頂の奥ノ院恩親閣

 又展望台からは、眼下にクネクネと流れる富士川と南に遠く駿河湾、その奥に伊豆半島が垣間見える。又東側には富士の高嶺が毛無山山塊の上に一寸顔を出し、西側は稜線直下が大きく崩壊した七面山が望まれる。

 中央、山波の奥に富士山が頭を覗かせている。

 ロープウェーで山麓に戻ると、その後富士五湖方面へ向かった。本栖湖湖畔のビューポイントで富士の写真を撮り、何だか疲れてきたので「道の駅なるさわ」で長い休憩の後、我家へ戻った。

 本栖湖から富士山

 道の駅なるさわから富士山

 本来は富士見山登山のブログを載せるつもりであったが、こんな事情で今回はクラブツーリズムでやりそうな「秋の身延山と富士山麓を巡るお手軽日帰りツアー」となってしまった。

 アラセブン夫婦にはこんな旅の方がお似合いだけど、ハイキングで山を歩いた時よりもグッタリ疲れて身体が重いのは一体何故なんだろう。

コメント
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