Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

松本市内で半日観光巡り

2018年09月12日 | 旅行

 9月4日(火)

 槍ヶ岳登山を終えて3日の夜は乗鞍高原の「休暇村乗鞍高原」に泊った。天気が良ければ乗鞍岳のハイキングでもと思ったが、生憎と4日の朝は本降り雨となった。

 これでは山歩きは無理なので、「松本市内の観光巡りをしようよ。」と妻が言った。台風21号が近づいてるので、私はあまり気乗りしなかったが、取りあえず松本市街地へと車を走らせた。

 市街地へ入ると曇り空ながら雨は止んでいる。松本城近くの大手門市営駐車場に車を停めて、最初に松本城公園内の松本市立博物館を訪れる。入館料は松本城との共通券で610円、お城は以前訪れているので今回はパス、博物館だけだと200円だった。

 国宝、松本城

 松本市立博物館

 言っちゃ悪いが何処にでもあるような普通の博物館で、松本市に関わる郷土資料の展示やビデオ映像が流されていた。松本市の詳細な情報を知りたい人には重宝な場所だろう。国宝、松本城成り立ちなどが興味深かった。

 博物館の見学を終えると、時計博物館へ向かう。何で松本市に時計博物館なのかと思ったが、明治の頃に本田親蔵氏という時計のコレクターが居て、その所蔵品を松本市へ寄贈したのが設立のキッカケとなったようだ。館内はこじんまりとした博物館だったが、メルヘンチックな雰囲気で中々面白かった。(入館料300円)

 松本時計博物館

 館内の展示コーナー

 時計博物館を出たのがお昼過ぎ、道路を挟んだ博物館の向いに蔵造り風の和食店があり、雰囲気が良さそうだったので店内に入った。「うらしま」という名のお店で、ランチメニューは全て1000円均一の魚定食ばかりというのがユニークだ。妻は「さわらの西京焼き」、私は「鮭の西京焼き」を注文したが、いずれも我々夫婦の口に合い実に美味しかった。和食好きには満足できるお店なのではと思います。

 和食店「うらしま」

 鮭の西京焼き手職(手前)とさわらの西京焼き定食(奥)

 昼食を終えると松本市美術館へと歩き始めた。すると強風を伴った雨が本気モードで降り始めた。いよいよ台風21号の勢力圏に入ったようだ。傘をさしても役に立たず、ずぶぬれになりそうなので、観光は諦め車を停めている大手門駐車場へ急ぎ足で戻った。

 車に乗ると三才山トンネルを抜けて上信道~関越道経由で我が家へ戻る。台風21号の勢力は増々強まり、夕刻から翌朝にかけて建物を揺らすような雨風が吹き荒れた。慌ただしい観光巡りだったが、何とか無事に帰れてホッとした。

 

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