6月7日(日)
去年の10月26日に第1回鶴ヶ島100Kmウォークが開催され、私は70歳のメモリアルとして参加した。最初は完歩できるだろうかと不安もあったが、結果は思った以上に調子が良くて、19時間22分のタイムでゴールする事ができた。これがけっこう自信になって、次にやる時は周到に準備すれば、もっと速い記録で歩けるのではと俄然やる気が芽生えてきた。
しかし去年の暮れ辺りからから膝痛が悪化し日常の生活さへ支障が出て、「もう100Kmウォークは無理だな」と一時は諦めかけた。その膝痛が治療のお陰か徐々に改善し、最近は長い距離でも苦も無く歩けるようになってきた。
これなら100Kmウォークに参加できるかもと思い始めた矢先、鶴ヶ島100Kmウォーク事務局から一通の手紙が届いた。内容は「コロナウイルスの影響により、今年の100Kmウォークを中止せざるを得なくなった」というものだった。
甲子園の夢を断たれ涙した高校球児程では無いが、涙の代わりに思わずため息がでた。しかしものは考えようで、膝の調子がまだ万全で無い私にとっては1年間の猶予が与えられて返って良かったのような気もする。
明日はどうなるかも分からぬアラセブンの私が来年の事を言えば鬼が笑うかも知れないが、来年の100Kmウォークを目標に老春を燃やします。