Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№80、福島県、平ケ岳(百名山)

2020年07月05日 | 三百名山回顧

 平ケ岳は利根川源流部に聳え、人里から遠く離れた秘峰です。この山には平成6年と平成11年の2回、妻と二人で登りました。最初に登った平成6年は4月末に尾瀬の鳩待峠から残雪の雪尾根を越えて山中一泊で登りました。そして平成11年の2回目は、紅葉の平ケ岳を存分に堪能する事が出来ました。

 平成6年4月30日(土)~5月1日(日)
30日鳩待峠→ 尾瀬「山ノ鼻」→ ススケ峰→ 白沢山(幕営)→ 5月1日白沢山→ 平ケ岳→ 白沢山→ ススケ峰→ 山ノ鼻→ 鳩待峠

 一日目は鳩待峠から大勢の登山者で賑わう山ノ鼻を経由して、只見川最源流部の沢を遡り、柳平を過ぎた所で沢を離れ左手の雪尾根を登ってススケ峰へ着いた。ススケ峰からは緩やかに続く雄大な雪尾根を伝って、その日は白沢山手前の雪原にテントを張って一夜を過ごした。

 山ノ鼻へ降る道から仰ぐ至仏山?

 雪原の尾瀬ヶ原

 ススケ峰への尾根入り口?

 ススケ峰から至仏山

 

 ススケ峰?

 大白沢付近から平ケ岳(右奥)

 二日目はテント場から平ケ岳へピストンした。晴れていれば雄大な展望を拝めたはずだが、白い霧に視界を奪われた平ケ岳山頂部は広大な雪原で、何処が最高地点なのか判別し難かった。(GPSがあれば苦労しなかったが、その頃はコンパスしかなかった)

 平ケ岳山頂部?
 周囲を見渡して適当な所を山頂と決め、記念の写真を撮った後山頂を後にした。白沢山直下のテント場で残置した装備をザックに収め、ススケ峰へ戻って来た頃には天気も回復して、先ほど登った平ケ岳のたおやかな峰が白く輝いていた。

ススケ峰に向かって下山の道


 平成11年10月10日(日)~11日(月)
10日平ケ岳登山口→ 台倉山→ 姫ノ池→玉子石→ テント場(幕営)211日テント場→平ケ岳→ 姫ノ池→台倉山→ 平ケ岳登山口

 平ケ岳へ最初に登った5年前は、白い霧に覆われて何処が最高地点だかハッキリせず、登頂したという実感があまりなかった。そこで今度はジックリ平ケ岳の姿を拝みたいと、秋の紅葉時期に登った。
 一日目は只見川沿いの平ケ岳登山口を出発し、急登を経て台倉山に達し、そこから長い原生林の尾根を伝って、最後の急登を頑張ると池塘が点在する雲上の楽園、池ノ岳の山頂へ着いた。そこから少し降った所が水場で、すこぶる快適な幕営地だった。その日はテントを張った後、平ケ岳の奇景「玉子石」を見物した。

 下台倉山への登り

 台倉山から燧岳方面

 池ノ岳

 池ノ岳の池塘

 池ノ岳の姫ノ池

 玉子石

 玉子石から平ケ岳方面?

 テント場?
 二日目はテント場から平ケ岳の山頂を往復した。山頂部は桃源郷のような草原が広がり、上信越の山々を望む素晴らしい展望に長い道のりを歩いて来た甲斐があったと感無量でした。

 平ケ岳山頂へ向かう木道

 平ケ岳山頂

 山頂部から谷川岳(左奥)、巻機山方面(右奥)

 同、巻機山方面

 同、会津駒ケ岳方面?

 越後三山方面?

 同、荒沢岳方面

 同、燧岳方面

 同、白沢山、至仏山方面

 

 

 

 

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